• TOP
  • 腸活あれこれ
  • 便通改善 への近道! おなかの調子を整える」成分と役割を知ろう

便通改善 への近道! おなかの調子を整える」成分と役割を知ろう

便通改善のためには、食習慣、つまり毎日の食べ物を見直すのがいちばん。そんなときにサポートになるのは、「おなかの調子を整える」成分。それを知るのに役立つのが「トクホマーク」でおなじみの特定保健用食品に含まれる「おなかの調子を整える」成分。

意識してトクホの製品を選んだことはあっても、その成分や役割をチェックしたことはあったでしょうか? 今回は、便通改善にも役立つ「おなかの調子を整える」成分を詳しく調べてみました。

そもそも特定保健用食品「トクホ」とは?

トクホの正式名称は「特定保健用食品」。1991年に誕生したもので、消費者庁長官の許可を得ることで、広告や食品パッケージなどに「血糖値が気になる方に適しています」などの「効能・効果」を表示することができます。

有効性の証明には査読付きの研究雑誌に掲載されることが条件となり、定められた試験機関での分析試験などが行われます。そうした厳しい審査を経て認可された食品だけが「トクホマーク」を付けて販売することができるのです。

トクホの保健効果にはさまざまな種類があります。「おなかの調子を整えたい方」「コレステロールが高めの方」「血圧が高めの方」「骨の健康が気になる方」など、ラベルやパッケージにそれぞれに保健効果が表示されています。

トクホ指定の「おなかの調子を整える」成分とは?

トクホ指定製品のなかで、「おなかの調子を整える」と表示されているものは、食物繊維・乳酸菌・ビフィズス菌・オリゴ糖などの快便を促してくれる成分が含まれています。それぞれの特徴を見てみましょう。

便のかさを増やして便通改善に役立つ「食物繊維類」

食物繊維は体内で消化や吸収をされることなく体の外へと排出されるため、便量を増やし、腸内を刺激しながら便がスムーズに出るのを促してくれます。

腸内フローラを整える「乳酸菌類」

乳酸菌やビフィズス菌を含む「乳酸菌類」は、腸内で大腸菌など悪玉菌の繁殖を抑え、腸内フローラのバランスを保つ働きをしてくれます。人体に有益な働きをすることから善玉菌とも呼ばれます。腸の健康、ひいては体全体の健康を保つために、これらの善玉菌の割合を高めることがとても大切になります。

腸内フローラの状態のよしあしは便の色とにおいから分かります。腸内で善玉菌が優勢になっていると便の色は黄色っぽくなり、においもそれほど臭くありません。しかし悪玉菌が優勢だと、便の色は黒っぽくなり、悪臭を放ちます。このような便にならないようにするために、生きた善玉菌を食事から取り入れる「プロバイオティクス」によって腸内に善玉菌が増えるよう、継続的に摂取するのが有効といわれています。

善玉菌のエサになる「オリゴ糖類」

オリゴ糖は、腸内で善玉菌の栄養源となってくれる「プレバイオティクス」の1つ。砂糖を原料に作られる「フラクトオリゴ糖」、大豆から天然成分を抽出・分離させた「大豆オリゴ糖」、乳糖にβ-ガラクトシダーゼを作用させた「ガラクトオリゴ糖」などが代表的。トレハロースやパラチノースは虫歯になりにくく体内にも消化されにくいことから、砂糖の代替甘味料としても使われています。

善玉菌を増やし、便通の改善にもつながる成分を積極的にとろう!

健康的な腸内を保つためには、食物繊維類、乳酸菌類、オリゴ糖類は欠かせない栄養分です。

食物繊維を多く含む代表的な食品は、豆類・野菜類・果実類・きのこ類・藻類など。昔よりも穀物やいも類、豆類の摂取量が減っているため、現代の日本人の多くが食物繊維不足だといわれています。一日の摂取量の目標値に比べ4〜6gほど不足気味ですので、まずは1日につき、ふだんの食事に加えて3~4gの食物繊維を追加摂取できるように、積極的に食事に取り入れていきましょう。

乳酸菌類は、ヨーグルト・チーズ・漬け物などに多く含まれます。付け合わせや食後のデザートとしてプラスαするのもいいでしょう。

オリゴ糖類が多く含まれる食品としては、大豆・たまねぎ・ごぼう・ねぎ・にんにく・アスパラガス・バナナなどがあります。外食するときやコンビニで食事を買うときなどには、このような食品が含まれているものを積極的に選ぶなどして、腸内の善玉菌を増やしていきましょう。

ふだんの食事をガラッと変化させるのではなく、必要な成分が多く含まれる食品を摂取できる食事ができるように、「おなかの調子を整える成分」とその理由を頭の片隅に置いておきましょう!

【参考文献】
公益財団法人 日本健康・栄養食品協会『[トクホ]ごあんない 2019年版』
「特保(特定保健用食品)とは?」「便秘と食事」「食物繊維の必要性と健康」「腸内細菌と健康」「乳酸菌」「オリゴ糖」(厚生労働省「e-ヘルスネット」)

pagetop