腸内環境を改善するためのヨーグルトの選び方と食べ方

2017.04.12

腸内環境は日々のお通じと関係あるのはもちろん、最近では、肌の状態や花粉症などの症状にも影響しているといわれています。腸内環境を改善するために、ヨーグルトを取り入れている人も多いことでしょう。

スーパーやコンビニエンスストアには、さまざまな種類のヨーグルトが販売されています。どれを買えばいいのか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。そこで、ヨーグルトの選び方と食べ方について紹介します。

メーカーによってヨーグルトに含まれる菌の種類はさまざま

一般的に販売されているヨーグルトは、腸内細菌のなかでも 有用菌に分類体に良い働きをするとされる、乳酸菌やビフィズス菌を用いて作られています。すべてのヨーグルトに乳酸菌は含まれている一方で、ビフィズス菌は一部の商品にしか含まれていないそうです。購入する際は、パッケージに「ビフィズス菌入り」と書かれているかをチェックするといいでしょう。

商品によって含まれる乳酸菌やビフィズス菌の種類は異なります。自分の腸内環境に合うヨーグルトを食べ続けることが腸内環境の改善につながり、健康維持への近道となります。

毎日食べ続けて自分に合う銘柄を見つける

自分の腸内環境に合ったヨーグルトを見つけるには、同じ銘柄のものを1〜2週間食べ続けることがポイントです。

まずは、気になる商品や好きな味で商品を選ぶのが良さそうです。商品に含まれる細菌名をメモしておくと、役に立つことがあります。細菌名は、『ビフィズス菌(ロンガム種)」のように種類まで書いてある場合や『LP-431」といったアルファベットと数字の組み合わせだけで表現される場合があります。食べ続けているうちに体調や便の調子(色やにおいやなど)の変化やお腹がグルグルと活動している様子が感じられれば、そのヨーグルトには自分に合ったビフィズス菌が含まれていると考えられます。

商品によっては1日の摂取目安量が決められているものがありますので、そちらに従ってください。目安量がない商品は、1日にカップ1個くらいが適量です。家族用サイズの場合は100~150gが目安となります。食べ続けてもほとんど変化が感じられない場合は、銘柄を変えてまた1〜2週間試してみましょう。

ヨーグルトは食後がいい理由

乳酸菌やビフィズス菌の多くは、生きたまま大腸に到達するとより効果を発揮しますが、その前に胃を通ることになります。腸内環境を改善してくれる乳酸菌やビフィズス菌は、酸に弱い性質を持っているため、胃酸の濃度が強いと死んでしまうものもあり、せっかくヨーグルトを食べてもほとんど効果が出ないときもあります。そのため、胃酸が食事によって薄まる食後の摂取がおすすめです。

ヨーグルトの効果を上げるために

ヨーグルトを食べるときには、乳酸菌やビフィズス菌の栄養源となる水溶性食物繊維やオリゴ糖を同時に摂取すると、より高い効果が期待できるといわれています。味のアクセントとなることを考えると、水溶性食物繊維を多く含むフルーツがおすすめです。あんずやいちじく、プルーン、ゆず、ブルーベリー、金柑、バナナなどを加えて食べてみてください。

自分に合うヨーグルトを継続して食べて、腸内環境を改善し、健康を維持していきましょう。

【参考】
日経電子版 腸内細菌のエサになるのは? 効くヨーグルトの食べ方
福田真嗣『おなかの調子がよくなる本』(KKベストセラーズ)
『日経ヘルス』(日経BP社)2017年3月号

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