筋トレの「モチベーション」はどうすれば上げられる? 【男のkintre!:50代・後編】

2019.11.03

20代をピークにして、体の代謝や筋肉量は衰えていきます。そこで20代・30代・40代・50代の世代別に、体の変化にあわせて知っておくべきこと、その時期にやっておくべきトレーニングなどをパーソナルトレーナーの森俊憲さんに教えていただきました。今回は「50代・後編」をお届けします。

50代こそ体を鍛えるべき理由

筋トレの「モチベーション」はどうすれば上げられる? 【男のkintre!:50代・後編】

経営者や企業のエグゼクティブという立場の人は特に、健康に対する意識は高かったりします。みなさん、仕事の時間を上手にやりくりしながら運動を継続されています。なぜそれほどモチベーションが高いかというと、もし病気になって動けなくなってしまうと、自分の社員だったり、その社員の家族に迷惑をかけてしまうからです。

たとえ医療保険に入っていても、保険が保障してくれるのは「お金」の部分です。会社の経営者や社会的責任のある立場の人は、そのことをよく理解しているからこそ、健康への意識は若い人よりも高くなるのだと思います。

やりはじめないと「やる気」は起きない

筋トレの「モチベーション」はどうすれば上げられる? 【男のkintre!:50代・後編】

時々「運動が大事なのはわかるのですが、どうすればやる気になりますか?」という質問を受けます。私がたくさんの人を指導して分かった持論のひとつに、運動のモチベーションが自然と湧き上がってくる人は、実はほとんどいないということです。

体を動かすモチベーションというのは、体を動かすことでしか湧き上がってきません。何かをきっかけに運動して、それで何かを得ることで「やる気」というものが生まれます。トレーニングとはそういう世界です。完璧を求めていたら、いつまでたっても始められないのです。

まずは「ストレッチ」から始める

筋トレの「モチベーション」はどうすれば上げられる? 【男のkintre!:50代・後編】

そういう意味でも、これまで運動をしてこなかった人は「ストレッチ」から始めてみるのがおすすめです。日常的なストレッチの効果は大きく、肩こりの予防にもなり、関節の可動域確保にもつながってくれます。

年齢を重ねると、筋肉量が減るだけでなく、筋肉のしなやかさも失われます。ただし、しなやかさというのは、軽めのストレッチでもある程度取り戻すことができます。運動が苦手という人は、まずは体を動かすことを習慣化することから始めてみましょう。

運動不足の人におすすめ
「体側のストレッチ」

長時間のデスクワークや満員電車での通勤など、体に負担をかける姿勢は筋肉を緊張させます。今回ご紹介する「体側のストレッチ」は、座ったままでもできるので、会社の休憩時間などにぜひ試してみてください。

筋トレの「モチベーション」はどうすれば上げられる? 【男のkintre!:50代・後編】

椅子に浅く座り、背筋を伸ばします。耳の後ろに手をつけて、片脚を伸ばして開きます。

筋トレの「モチベーション」はどうすれば上げられる? 【男のkintre!:50代・後編】

ゆっくりと息を吐きながら、背筋は伸ばしたまま開いた脚のほうへ上体を傾けます。わき腹が伸びているのを意識しながら、真横から見たときに上半身が一直線になるようにしましょう。

筋トレの「モチベーション」はどうすれば上げられる? 【男のkintre!:50代・後編】

同じ要領で、反対側のわき腹も伸ばします。

左右それぞれ2~3回くり返してください。わきの下や腿の裏も、しっかりと伸ばしましょう。わき腹、背中、脚の筋肉の緊張を緩和してくれるので、長時間のデスクワークの合間のリフレッシュにぴったりですよ。

この記事の監修者

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森俊憲

大学卒業後、京セラ株式会社及びVodafone、ソフトバンクモバイルにて携帯電話の商品開発・プロダクトマネージャーを務める。会社員として働きながら、学生時にトレーニングで培った体を維持するために確立させたノウハウを世に広めるべく独立し、2007年株式会社ボディクエスト設立。

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