なぜ「体幹」を鍛えたほうがいいのか? 【男のkintre!:体幹編①】

2019.05.28

最近よく耳にする「体幹力」という言葉。なぜ体幹は鍛えたほうがいいのでしょうか? 体幹を鍛えるとどんなメリットがあるのでしょうか?

日常生活のパフォーマンスにも大きな影響を与える「体幹力」について、パーソナルトレーナーの森俊憲さんにうかがってきました。前編、後編の2回にわけて詳しく紹介します。

体の土台となる「体幹」を鍛えよう!

なぜ「体幹」を鍛えたほうがいいのか? 【男のkintre!:体幹編①】

一般的に「体幹」と呼ばれるのは、インナーマッスルや深層筋などを含めた、胴まわりの筋肉のこと。樹木で例えるなら、体幹は「幹」の部分になり、腕や脚は「枝葉」というイメージです。

そもそも人間の体は体幹がしっかりしていないと、腕や脚が持つ本来の力をうまく発揮することができません。スポーツの世界でも、バランス感覚、フォームの正確さ、全身の力強さというのは、「体幹力」が大きく影響しています。体の土台となる体幹が弱いままでは、良いパフォーマンスは引き出せないのです。

初心者は「体幹」から鍛えるべき?

なぜ「体幹」を鍛えたほうがいいのか? 【男のkintre!:体幹編①】

ゴルフをやる方はよくわかると思いますが、ボールを遠くに飛ばすためには、いくら腕の力をつかってクラブを振り回してもあまり意味がありません。ボールの飛距離を伸ばすには、腰を入れて、体の軸を意識しながら腕を「でんでん太鼓」のように回すことが大切。つまり、腕の筋力だけではなく、腰や胴まわりの筋肉「体幹力」が重要になってくるのです。

スポーツ以外にも、あらゆる動作において「体幹力」は非常に大事な要素。そのため筋トレ初心者には、先に体幹を鍛えることをおすすめします。なぜなら、はじめに体幹を鍛えることで、体の土台(幹)が強化され、腕や脚の筋肉を鍛えるときに、負荷の高い種目でも正しいフォームで取り組むことができるからです。長い目で見ると、先に体幹を鍛えたほうが得られるメリットは多いと言えますよ。

まずは自分の「体幹力」を把握しよう!

実際に体幹を鍛えるには、現在の体幹力がどのくらいあるのかを把握しておくことが大切です。筋肉は加齢にともない年々減少しています。「運動ができる=体幹が強い」というわけではないので、自分の意識と体とのギャップがないか、一度セルフチェックをしてから自分にあった体幹トレーニングを取り入れていきましょう。これまであまり運動経験がないという人は、体幹トレーニングの基本から徐々に始めてください。

「レッグバランス」で体幹力のセルフチェック!

自分の体幹力がどの程度なのか、簡単にセルフチェックができる体幹トレーニング「レッグバランス」をご紹介します。手足を伸ばせるスペースさえあればできるので、気軽に試してみてくださいね。

なぜ「体幹」を鍛えたほうがいいのか? 【男のkintre!:体幹編①】

胸を張り、背筋を伸ばしてまっすぐと立ちます。胸の前に両手を伸ばし、中央で合わせます。

なぜ「体幹」を鍛えたほうがいいのか? 【男のkintre!:体幹編①】

ゆっくりと両腕を前方に伸ばすと同時に、片脚を後ろに伸ばします。このとき、背中の筋肉をしっかりと意識しましょう。床と平行になるまで体を伸ばしたら、そのまま2~3秒静止してください。

この動作を左右の脚を交代させて、それぞれ行います。勢いや反動はつかわずに、できれば鏡の正面に立って、フォームを確認しながら行ってみてください。体幹力が衰えている人は、ポーズを取るときに体がぐらついたり、バランスが崩れて床につけた軸足の位置がずれたりすると思います。全身のバランスを意識しながら、ときどきチェックしながら行うといいでしょう。

この記事の監修者

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森俊憲

大学卒業後、京セラ株式会社及びVodafone、ソフトバンクモバイルにて携帯電話の商品開発・プロダクトマネージャーを務める。会社員として働きながら、学生時にトレーニングで培った体を維持するために確立させたノウハウを世に広めるべく独立し、2007年株式会社ボディクエスト設立。

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