女性に便秘が多いのはなぜ? 便秘の原因を知って対策を立てよう!

2017.02.02

なんで、女性は便秘になりやすいの?

便秘でおなかの不快感に悩む方も多いのではないでしょうか。国民生活基礎調査によると、便秘は女性と高齢者に多いと言われています。一言に便秘といっても、性別や年齢によって原因はさまざま。そこで今回は、そんな便秘の原因にせまってみましょう。

女性に多い便秘の原因

便意をガマンしてしまう

便意を感じたときに、ちゃんとトイレに行くのはとても大切なこと。しかし、音や臭いが気になって、なかなか外出先や職場では排便しにくい、という場合もありますよね。実は、そのように便意をガマンすることが、便秘を引き起こしていることも少なくありません。

生理周期によるホルモンバランスの変化

女性の便秘で考えられる原因のひとつとして、生理周期によるホルモンバランスの変化があげられます。女性ホルモンには、エストロゲン( 卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があり、生理前はプロゲステロンが優位になると言われています。

プロゲステロンは、妊娠を維持するために活躍するホルモンで、水分や塩分を体の中にため込む働きがあります。また、受精卵をとどめるために子宮の収縮を抑える動きがあり、これが大腸にも影響して、腸の動きを抑制します。そのため、便秘になりやすくなってしまうのです。

ホルモンの影響で便秘になりやすくなってしまうのですが、食生活や生活習慣を整えることで便秘になりにくい体にしてゆけば、この時期でも便秘になりにくくなるでしょう。
日頃の食生活や生活習慣の改善はもちろんですが、生理前の時期はとくに身体を冷やさないよう気をつけて、代謝が落ちないようにしましょう。また、食物繊維や有用菌を含む食品やサプリメントを摂ったり、腸に刺激を与えるような軽いストレッチなども効果的です。

食事の量が少なすぎる

無理なダイエットによって食事量が減少してしまうと、便のかさが減り、便意をもよおしにくくなってしまいます。さらに、食事量が少ないために消化管の働きが弱まることも。食事制限による無理なダイエットは、おすすめできません。食物繊維を含む野菜などをたっぷりととるなど、ダイエット中でもバランスの良い食事を摂りましょう。

個々の原因にアプローチしていくことが大切!

便意の我慢や、女性ホルモンとの関係性、食事量など、原因を知れば対策も立てやすくなります。日々の食生活や生活習慣が影響してくるので、早めの対応で、便秘の悩みを遠ざけてゆきましょう。

【参考】
平成25年国民生活基礎調査統計表
『美容と皮膚の新常識』 戸田浄監修 中央書院
『やさしい栄養学』香川靖雄著 女子栄養大学出版部
『よくわかる便秘と腸の基本としくみ』坂井正宙著 秀和システム

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