へそのゴマは取った方がいいの? おなか美人のためのへそ掃除のやり方

2018.06.13

へその汚れや黒ずみ、見つけたらどうしていますか? 一般に「へそのゴマ」とよばれるものの正体は、垢や皮脂、ほこりなどです。そのまま放置しておくと、見た目も臭いも気なってきます。しかし、「へそのゴマを掃除するとおなかが痛くなる」ともいわれているので、ケアするのを躊躇している人もいるのではないでしょうか。

水着や薄着になる機会も増える夏場になると、へその汚れも気になってきます。正しいセルフケアの方法も確認しておきましょう。

へそのゴマはなぜたまる?

へそは、お母さんのおなかの中にいたときに、胎児と母体をつなぐ「臍帯(さいたい)」、つまり、へその緒が付いていた部分です。生まれてからはとくに機能はありませんが、薄い皮膚が重なった複雑な構造をしており、汚れがたまりやすく取れにくいという特徴があります。そのため、垢や石けんカスなどが入り込み、雑菌の繁殖も多くみられるのだとか。一説によると、雑菌は約120万個いるとされます。

一般的なトイレの便器の水に生息している有害細菌数は290個という説もあることから、へそのゴマは、便器の水よりも4,100倍も汚い可能性もあるのです。

へそから臭いがする場合は気をつけて

へそのゴマの処理に関しては、医師によっても判断がわかれるので、基本的には放置でも問題ないようです。とある調査では7割以上の医師が基本的には放置で問題ないという判断をしています。理由は、普段の入浴などで十分清潔を保てるからです。

しかし、へそから臭いがする場合は、雑菌が繁殖している可能性が疑われるため、注意が必要のようです。また、多少の汚れは大丈夫ですが、あまりに汚れや垢がたまってしまうと黒ずみ、不潔な印象を与えてしまいます。このような「どうしても気になる」という場合は、へそのゴマを除去した方がいいそうです。

そもそもへそのゴマは取っていいの?

へその掃除をする際に気になるのが、「へそのゴマを掃除するとおなかが痛くなる」という言葉です。実は医師も、基本的には放置することが多く、患者の要望や炎症がある場合など、おもにイレギュラーな事態のときに、へそのゴマを取る判断をすることが多いらしいのです。

へその薄い皮の下には内臓を覆う腹膜があり、とてもデリケートな部分です。この膜には神経がつまっており、過度な刺激を受けると痛くなることも。これが、へそのゴマの掃除によっておなかが痛くなる原因のひとつと考えられます。

また、キレイにしようと、汚れを無理やり爪でこするなど、傷つけるような取り方だと感染症や粉瘤(ふんりゅう)などの原因になってしまう可能性が高まります。粉瘤とは、皮下組織に老廃物がたまってできるもので、痛みが伴う場合もあります。悪化するとおなかに雑菌が侵入してしまうことも。

このようなリスクを避けるため、へそのゴマ掃除の正しいやり方を知っておくことが大切です。

へその正しい掃除方法

へそに汚れがたまっていて気になる場合は、オイルで汚れをやわらかくして取る方法がオススメです。

必要なアイテムは、オリーブオイルまたはベビーオイルと綿棒(またはコットン)です。入浴後などの皮膚が比較的やわらかい状態でおこないましょう。

1. オイルを浸した綿棒(またはコットン)をおへそに入れて、ゴマにオイルを染み込ませる。
2.ゴマがやわらかくなったら、オイルを染み込ませた綿棒で優しくこすって汚れを浮かせながら取り除く。シャワーなどで汚れを洗い流しても◎。

オリーブオイルに関しては、食用ではなくスキンケア用のものを使うようにしましょう。汚れがたくさんたまっていてきれいに取れない場合は、1回で無理に取ろうとせず、数回にわけておこなうといいそうです。

この方法は、病院でも取り入れられていますが、毎日おこなうのは控えた方がいいそう。強い刺激を与えると、へそが赤くなってしまうことがあります。もし、へそを傷つけて腫れてしまった場合は、放置せずに皮膚科か形成外科を受診するようにしましょう。

「へそのゴマを取るとおなかが痛くなるから」という話はあながち間違ってはいなかったようですね。とくに小児科の医師になると、頻繁に除去する感染症の原因になるという意見が強いようです。

へそのごまの掃除はどうしても困った場合にとどめて、基本は普段の入浴時に、軽く洗う程度にしておくのがよさそうです。

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