実は20種類以上も? 腸内環境を整えるオリゴ糖の種類と特徴

2018.01.17

スーパーやドラッグストアなどでも見かけることの増えたオリゴ糖。実はオリゴ糖は1つだけではなく、いろんな種類があるのをご存じでしょうか。食品などに含まれているオリゴ糖の中から、代表的なものをピックアップして紹介します。

そもそもオリゴ糖とは?

糖質の最小単位を「単糖」といい、ブドウ糖や果糖、ガラクトースが該当します。その単糖が2~10個程度結びついたものがオリゴ糖で、20種類以上あるといわれています。

最近では、粉末タイプや液体タイプなど、オリゴ糖を配合したさまざまな商品が多販売されており、利用する人も増えてきています。

主なオリゴ糖の種類と特徴

オリゴ糖は日常的な食品にも多く含まれているため、摂取しやすい栄養素です。なかでも代表的なオリゴ糖について、特徴をみていきましょう。

1.イソマルトオリゴ糖

ブドウ糖が3~7個つながっており、分岐構造をもっています。糖分は砂糖の半分ほどで、はちみつや味噌、しょうゆなどに多く含まれています。熱や酸への耐性が強いため料理にも使いやすいといわれています。

2.ガラクトオリゴ糖

乳製品などに含まれるガラクトースをおもな成分としており、母乳や牛乳のなかにも天然物質として含まれているそうです。熱や酸に強く、調理中に変化することが少ないため、さまざまな料理や食品に広く利用されています。糖分は砂糖の40%ほどで、低カロリーです。

3.フラクトオリゴ糖

砂糖を原料とし、酵素を作用させて作られるオリゴ糖です。糖分は砂糖の60%程度で、おもにシロップとして市販されています。アスパラガス、ニンニク、ごぼう、タマネギ、バナナなどの野菜や果物に含まれており、自然界にも存在しています。

4.乳果オリゴ糖

別名はラクトスクロース。牛乳の中に含まれる乳糖とサトウキビに含まれるショ糖を原料とし、酵素反応を利用して作られます。各種オリゴ糖のなかで、もっとも砂糖に近い甘さであるといわれています。

5.大豆オリゴ糖

大豆に含まれる天然成分を取り出し、分離させることで得られるオリゴ糖。味噌、しょうゆなどの大豆製品に多く含まれています。

6.キシロオリゴ糖

タケノコやとうもろこしに含まれており、糖分は砂糖の25~40%程度。熱や酸に強いといわれています。

7.ラフィノース

てんさいから抽出、精製して得られる天然のオリゴ糖で、甘味は砂糖の20%程度。植物界に広く存在しており、てんさい以外にもユーカリ樹液、大豆などに多く含まれています。

一口にオリゴ糖といってもさまざまな種類があり、由来する植物や甘さの度合いなど特徴も異なります。熱や酸への耐性、カロリー、甘さなどの特性にも注目して選ぶのがよさそうです。

【参考】
オリゴ糖
オリゴ糖 – J-Stage

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