食べ物で腸内洗浄? 有用菌を増やす方法

2016.11.10

不調が続くときは、食べ物で腸内をきれいにしませんか?

「風邪を引きやすくなった」「肌荒れやニキビが治りにくい」そんなときに、ぜひ試してもらいたいのが、腸を食べ物できれいにするということ。 病気にかかりやすく、治りにくい、ということは、体が持っている本来の力が落ちている可能性があります。この本来の力を上げるのに、大きな役割を果たしているのが「腸」です。

有用菌を増やして健康体を目指すには

腸内には、数百種類の腸内細菌が存在し、腸内フローラを形成しています。そのなかでも有用菌は、ビタミンを合成したり、消化吸収を促進するなど、健康維持や老化防止に役立つといわれています。一方、有害菌は毒素のある有害物質を作り出します。体調不良の原因を招く原因にもなるので、腸内を有用菌が優勢な状態に保つことが健康の鍵です。また、細菌の種類や数を増やすことも大切。 まずは食事を見直して、腸内をきれいにして、この有用菌の種類と数を増やしていきましょう。

・有用菌を含む発酵食品を取り入れよう

有用菌を含む「発酵食品」を摂取することは、腸内の有用菌を増やすことにとても効果的です。納豆、ヨーグルト、チーズ、ぬか漬けなどの発酵食品を摂って、有用菌を補給しましょう。とくに納豆は、古くから愛され続けてきた発酵食品で、なんにでも合わせやすい食材です。夕食に食べると、寝ている間にビタミンや酵素が働くので、夕食にいただくようにしてみましょう。同じ発酵食品のキムチと合わせれば、ダブルでその効果が期待できるうえ、味もなかなかですので、ぜひ試してみてください。

・食物繊維を摂ろう

有用菌を増やすためには、有用菌のエサになる食材も欠かせません。そのひとつが、「食物繊維」です。食物繊維には、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」があり、便秘気味の方は、水溶性食物繊維を積極的に摂取してみてください。水溶性食物繊維は、腸内で水に溶けるため、腸内の老廃物を吸収しやすく、体の外へ排出する能力が高い食物繊維ですので、摂取すればスッキリ腸を洗浄してくれます。オクラ、バナナ、なめ茸、わかめ等、海藻類、果物、きのこなどに多く含まれますので、意識して摂るようにしてみましょう。きのこはいろいろな種類のものをお味噌汁に入れると一度にたくさんいただけますよ。

・オリゴ糖を摂ろう

オリゴ糖も、有用菌のエサになり、有用菌を活性化させることができます。熱や酸に強く、人間の消化酵素ではほとんど分解されないため、消化吸収されずに大腸までたどり着き、しっかり腸に作用してくれるのです。そして、オリゴ糖には、血糖値が上がりにくく、砂糖にくらべて低カロリーという利点もあります。 ゴボウ、玉ねぎ、アスパラガス、乳製品、大豆、甜菜などの食品に含まれており、最近ではお砂糖代わりに使える、粉状や液状のものも販売されていますので、こういったものを、お料理に用いるもひとつの手です。ぜひ一度チェックしてみましょう。

しっかりした食生活で、有用菌を保とう

有用菌は毎日補うことで、保たれます。外部から摂取した有用菌は、腸内に長期間留まることはなく、いずれ便と一緒に排出されるので、一度腸内をきれいにしても、油断するとあっという間にもとの状態に戻ってしまいます。つまり、常に摂り続けなければ、そのバランスを保ち続けることはできないのです。腸内フローラを整えるためには時間がかかりますが、こういった食品を意識して摂れば、ゆっくりと確実に結果が現れてきます。無理なく毎日続けられる、自分に合った食材を見つけて、腸内環境を改善していきましょう。きっと腸内洗浄したようなスッキリ感を実感できるはずですよ。

pagetop