子どもの便秘を防ぐ、トイレトレーニングのポイント

子どもの便秘を防ぐ、トイレトレーニングのポイント

子育てには必ず絶対に欠かせない「トイレトレーニング」。一体いつから始めるのがよいのでしょうか。なんとなく「幼稚園に入園する頃までには済ませたいな…」と考えているお母さんも多いと思います。無理なトレーニングをすると子どもがトイレを嫌がり便秘になることもありますので、正しいトレーニング法をマスターしたいところです。

イマドキのトイレトレーニングは、「ゆっくり」が基本

子どもが自分で排泄ができるようになるには個人差があるといわれています。そのため、近頃のトイレトレーニングは、成長にあわせて「ゆっくりと」が基本のようです。他人の子どもとの比較はよくありません。厳しくしすぎると、かえって子どもの意欲にブレーキをかけてしまうことがあります。

無理なトイレトレーニングは便秘に繋がることも…

焦って無理強いするようなトレーニングをしたり、トイレでの失敗を叱ったりすると、子どもはトイレを「嫌なこと、怖いこと」と判断してしまいます。すると、排便を我慢するようになり、便秘の原因になることがあるのです。

また、便秘症の子どもは約10人に1人いるといわれており、この時期に適切なトレーニングや治療をしないと、悪循環に陥り慢性の便秘症になる可能性もあります。便秘になると、便が硬くなり痛いので、よけいに子どもがトイレを嫌がるようになります。

週に3回以上快適に便が出ない場合、または、小さいコロコロの便や軟らかい便が少しずつ一日に何回も出ている場合は、一度医師に相談した方がいいかもしれません。

いつから始める? トイレトレーニング

では、いつからトイレトレーニングを始めればよいのでしょうか。目安としては、以下の3項目がトレーニング開始の合図のようです。

・ひとりで歩くこと、座ることができる

排便はトイレに行って便座に座りすることになるので、ちゃんと歩くことと座ることができる必要があります。

・排尿・排便の間隔が空いてきた

昼間のおしっこの間隔が2時間以上空いていたり、夜間はおしっこを一度もせずに、朝おむつがぬれていないことが増えてきたりしたら、そろそろトレーニングを始めていい時期です。

・大人の話すことを理解し、簡単な受け答えができる

子どもは排便をしたい場合、「急に動きが止まる」「表情がしかめっ面になる」「前に手をあてる」などの仕草をします。そういったときには「チッチ?」や「シーシー?」など子どもにもわかりやすい表現でコミュニケーションをとります。受け答えができるようなら、トイレをうながしましょう。

トイレトレーニングで気をつけること

トイレトレーニングで気をつけたいのは、怒ったり焦ったりしないことです。親が「きちんとやらなくては」というプレッシャーを感じる必要はありません。トイレトレーニングは個人差があるものです。いつかはできるようになると、気持ちに余裕を持つことが重要です。

トイレが上手くできたら「よくできたね」「えらいね」と褒めることも大切です。失敗しても叱らないようにしましょう。些細なことが便秘につながる可能性もあります。

トイレの中が暗くて狭いことが、子どもがトイレを嫌がる原因になっていることもあります。トイレに子どもの好きなキャラクターのポスターを貼ったり、可愛いトレーニングパンツを用意したりとすると、楽しくトイレトレーニングできるかもしれません。

また、トイレトレーニングの絵本を読み聞かせることや、おまるや子ども用の便座を用意し、排泄しやすい環境をサポートすることも有効です。

寒い日や子どもの気分が乗らないときなど、うまくいかない場合はトレーニングをお休みしても大丈夫です。すぐにおむつを卒業することを考えず、あくまで子どものペースに任せてゆったりと進めましょう。


参考資料
小児科・思春期科|順天堂医院
https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/shonika/activity/public/media/news007.html
「こどもの便秘 ―正しい知識で正しい治療を―」 小児慢性機能性便秘診療ガイドライン作成委員会
http://www.jspghan.org/constipation/files/pamphlet.pdf

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