「女子トイレ研究室」10月勉強会 レポート その1:香りとからだの関係

女子トイレ研究室レポート1

気になるけど、女性同士でも話すのはちょっと恥ずかしい…。そんな“トイレ”という視点から、女性の排泄や月経、そして健康全般を考えるイベント「女子トイレ研究室」。10月21日(金)、東京原宿にて「香りとからだの関係」をテーマに開催されました。

マッサージやトリートメントなど、現在では幅広い分野でアロマが使われています。今回のイベントでは、香りを楽しむだけではなく、体にもさまざまな効果を与えてくれるアロマについて、心身にどう影響するのか、どんな種類があるのかを勉強します。講師は、女優・ヨガ、ピラティスインストラクターの田島絵里香さんです。

そもそもアロマとは? 香りとからだの関係性

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講師の田島絵里香さん

ヨガのレッスンや普段の生活にもアロマを活用している田島さんから、まずは「香りの重要性」についてお話しいただきました。

「花の香りがすると『いい匂いだな』と幸福感を得られたり、飲食店などから食べ物の匂いが漂えば、『おなかがすいたな』と感じたりしますよね。それだけ脳と香りには密接な関係性があるんです。ですから、普段の生活のなかに『自分の好きな香り』を取り入れることは、心を落ち着かせ、体のリラックスへとつながります」

ヨガのレッスンでは、最後にアロマスプレーを使うという田島さん。「体を動かした後は、呼吸も深くなるので、香りに敏感になります。オイルの成分を変えると、皆さんすぐに気付かれますね」とのこと。それでは、そもそもアロマの定義とは何なのでしょうか。

「アロマはヨーロッパ発祥で、自然治癒力を高めるために作られた自然療法です。『アロマテラピー』という言葉は、アロマ=芳香、テラピー=療法という造語からきているんですよ。

そもそもアロマとは、木や葉、実などから抽出された精油のことを指し、香りをかいだり肌に塗ったりすることで、鼻の粘膜や皮膚から効果を得られるといわれています。オイルに含まれる成分を体内に取り入れることで、人間が本来持っている自然治癒力を高め、心身をリラックスさせたり、美容、健康をサポートしてくれたりすると考えられています」

アロマテラピーはあくまで『療法』であり、完治を目指すものではありませんが、そのぶん、素人でも日常生活へ取り入れやすく、気軽に楽しめるものでもあります。

アロマの選び方はとても自由! それぞれの効能・効果について

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田島さんがブレンドした「オレンジスイート+ブラックペッパー+スイートマジョラムとホホバオイル+ヒマシオイル」を手につけて香りをチェック。主張しすぎない香りがアロマの魅力でもあります

アロマオイルは種類が豊富なため、何を購入したらいいのか悩む人も多いのではないでしょうか。田島さんいわく、「自分が『いい香りだな』と思うものが正解」とのことです。

「アロマにはそれぞれ、効果・効能・成分がありますが、『これとこれをブレンドしなければならない』というルールはありません。まずは、香りを楽しむことを優先するのがいいですよ。ただし、トリートメントなどに使用するときには、ブレンドする種類はもちろん、量や濃度も正確に守らなければいけないので、注意してくださいね」

とはいえ、好きな香りはたくさんあるし、効果を知って選びたい…という人へ、田島さんにおすすめのアロマやブレンドをご紹介いただきました。

●集中力を高めたい

ローズマリー+ペパーミント
「ローズマリーには、集中力や記憶力を高める効果が期待できます。また、ペパーミントはスッキリとした香りで抗菌作用もあり、リフレッシュ効果が期待できます」

●子ども部屋に使いたい

ラベンダー+グレープフルーツ+コリアンダー
「ラベンダーには免疫力強化の作用やリラックス効果が期待できます。グレープフルーツは明るく前向きな気持ちを引き出し、コリアンダーは心に活力を与えて集中力を高める作用があります」

●トイレに使いたい

ヤロウorパチュリorパルマローザ+柑橘系
ペパーミントorひのき+柑橘系
「すっきりとした香りで抗菌作用があります。香りが強いものなので、単品よりも柑橘系のオイルとブレンドして使うのがおすすめです」

●寝室に使いたい

ラベンダー+オレンジスイート+イランイラン
「ラベンダーのリラックス効果、オレンジスイートには安眠効果が期待できます。また、イランイランの甘く贅沢な香りには、副交感神経を優位にする効果、女性ホルモンであるエストロゲンを分泌させる作用などがあります」

●キッチンに使いたい

ユーカリ+レモングラス
「ユーカリには呼吸器系へ働きかける作用があり、風邪のときなどにも有効なのですが、抗菌作用にも優れているんです。また、レモングラスのさわやかな香りには緊張や不安感をやわらげる作用に加えて、虫よけやデオドラント効果も。シンクの掃除をした後に、匂いが気になる排水溝などにスプレーするのがおすすめです」

●リビングに使いたい

ラベンダー+ローズマリー+レモンorゼラニウム
「くつろぐ空間であるリビングには、リラックス効果が期待できるラベンダー、集中力などを高めるローズマリーには、気分を前向きにする効果も期待できます。リフレッシュ効果が期待できるレモンはスッキリとしたさわやかな香りですが、これをゼラニウムに変えると少し甘い印象になるので、自分の好みのタイプを使ってみてください」

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日常的に使いたいときには、ラベンダー・ユーカリ・イランイラン・ゼラニウム・ローズマリーの中から好きな種類をピックアップしてブレンドするといいそうです。

「珍しい精油を試したい方は、アブソリュートや、ユーカリグログロス、レモンマートルを使ってみてください。アブソリュートはキンモクセイの香りのもので、単品使いよりも何かとブレンドして使うほうがおすすめです。ほかにも、ユーカリグログロスはウッディでさわやかな香り。ライムやリツエアクレバをブレンドするのもいいですね。レモンマートルは柑橘系の香りの中に、草木のような青臭さを持った変わった精油です」

アロマにはたくさんの種類があるので、つい効能や効果にとらわれがちですが、自分の好きな香りで選べば、もっと自由で気軽に楽しめそうです。
「皆さんの生活にもっと身近にアロマを取り入れてほしい」という田島さん。後半では、アロマを使った腸活に有効なマッサージ方法と、参加者によるアロマスプレー作りのワークショップの模様をご紹介します。

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