秋の熱中症にも注意を! 腸内環境と熱中症の関係を知って予防しよう

秋でも熱中症に?腸内環境の改善で予防しよう!

秋は季節の変わり目の季節。この時期は1日の気温の寒暖差も大きくなりやすく、体調を崩しやすい時期ともいえます。少し涼しくなって「熱中症」になる心配はなくなった…と思いがちですが、実際には、この涼しい秋も熱中症になりやすい時期なのです。

また、熱中症を引き起こす原因に、腸内環境も関係していることがわかってきました。熱中症と腸内環境にはどんな関係があるのでしょうか。

秋の熱中症にもご注意を!

熱中症とは、外気の影響などで体温調節機能が麻痺してしまい、体温が上昇して、熱が身体の中にこもってしまう症状のことをいいます。夏の季節は外気の湿気が強くなり、暑さがジメジメすることから、この体温調節機能が狂いやすく、脱水症状にもなりやすいといわれています。

ですが、最近では、秋でも30℃以上になる真夏日が増えていることや、気温の寒暖差が激しいこと、また、気が緩んで熱中症への対策がおろそかになることなどから、熱中症になってしまうケースが増えているのです。

腸内環境が整っていないと熱中症になりやすい…!?

この熱中症ですが、腸内環境が原因でも引き起こされるといわれています。順天堂大学医学部の小林弘幸教授によると、腸内環境が整っていれば質の良い血液を全身の細胞に行き渡らせることができるので、多少の脱水状態が起きたとしても身体の機能で補うことができ、熱中症を起こしにくくなるのだそうです。

しかし、腸内環境が悪化してしまうと、血液にはアンモニアや硫化水素などの有害物質が体の中でたまりやすくなっていきます。これによってちょっとした脱水や気温の変化にも対応できなくなってしまい、熱中症をおこしやすくなるとのことなのです。

また、腸内環境は脳内のセロトニンと呼ばれる精神に関わる物質の分泌にも影響することがわかっています。腸内環境が悪化すると、セロトニンの分泌が抑えられてしまうことで睡眠不足を引き起こします。この睡眠不足も熱中症を促してしまう原因となるのです。

熱中症にならないためのポイント

・腸内環境を改善する食習慣を

熱中症にならないようにするためには、腸内環境を改善できるような食習慣を摂り入れることも大事です。まずはしっかりと1日3食摂ることで、腸を動かすようにしましょう。また、ヨーグルト、納豆、キムチなど、有用菌を含んだ発酵食品を摂り入れるのもいいでしょう。

・朝起きたらコップ1杯の水を

日常的にできる方法として、朝起きたときにコップ1杯の水を飲むことで脱水を防ぐことができます。

・温度調節しやすい服装を

通気性の良い衣服を着る、温度調節しやすい服装でいることも寒暖差による熱中症を防ぐことにつながります。また、冷房は冷やしすぎないようにすることも大事です。

・食事と睡眠、運動で体力をつける

体力がない人も熱中症になりやすいので、バランスのいい食事と質のいい睡眠に加えて、息が上がらない程度の運動を定期的に取り入れるようにしましょう。その際には、日中よりも朝の涼しい時間にすることをおすすめします。夕方から夜の時間の運動は、交感神経を活発にしやすく、逆に睡眠の質を悪くしてしまうので避けた方がいいでしょう。

・冷えた食べ物、飲み物にも注意

まだまだ暑いからといって、冷えた氷が入った飲み物を飲んだり、冷たいもの食べたりするような生活を続けていると、腸の運動が弱くなって腸内環境を乱す原因となります。

・汗を拭きとりすぎるのもあまりよくない

実は、熱中症にならないためにも、外にいるときにあまり汗を拭きとらない方がいいともいわれています。私たちは、汗をかくことで体の熱を下げようとしています。汗を拭きとってしまうと、熱を下げるのを妨げてしまうのです。そのため、再び汗をかこうと身体が反応して汗を出します。

これを繰り返すことで脱水症状が起きてしまうのです。外にいるときは適度に汗を拭いて、涼しい部屋に移動したときには逆に汗で冷えすぎてしまいますので、しっかりと汗を拭きとるようにしましょう。

涼しい日が増えてきましたが、まだまだ侮らず、腸を元気にして、熱中症に負けない体づくりに努めましょう。


【参考】
【からだのレシピ】腸内環境整え熱中症に負けるな|産経ニュース
http://www.sankei.com/life/news/170628/lif1706280004-n1.html
【くらしナビ】腸の中から熱中症ケア|産経ニュース
http://www.sankei.com/life/news/160624/lif1606240018-n1.html

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秋でも熱中症に?腸内環境の改善で予防しよう!

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