「女子トイレ研究室」10月勉強会①レポート その2:生理とPMSの疑問を解決!

10月女子トイレ研究室その2

毎月多くの女性から反響をいただく「女子トイレ研究室」。イベント前半では、生理やPMSの仕組みと原因について、多くの女性が日頃の悩みや気になっていることを、慶應義塾大学医学部 産婦人科学教室の飯田美穂先生に伺いました。

後半ではお茶やお菓子を食べながら、ざっくばらんに生理や生理前のこと、そして基礎体温を測る大切さについて、質疑応答形式で聞いていきます。

女子のカラダを把握するために1番手軽な“基礎体温”のこと

後半の始めに話題に上がったのは、「基礎体温」です。妊活中に取り組むもの、というイメージがあったのですが、先生いわく「基礎体温を測ることは、自分のカラダを知るためにも、妊活中に限らず非常に有効です」とのこと。

また、基礎体温表にその日の体調や生活に関する簡単なメモをつけることで、自分の生理周期と体調との関係を知り、毎月の生理やその前後の体調変化と上手に付き合っていけることにつながる、とのこと。基礎体温を測る上で、素朴な疑問に答えていただきました。

10月女子トイレ研究室その2
講師を勤めてくださった飯田美穂先生。優しくざっくばらんに、女性のカラダについてレクチャーしてくれました。

Q:そもそも普通の体温計と何が違うの? 口で測る意味ってあるの?

基礎体温は「36.04℃」などと計測結果が4ケタで出てきます。この場合少数点以下の2ケタ「.04」まで測れることが大切です。基礎体温は起床後にちょっとカラダを動かしただけで変化してしまうほどデリケートなもので、通常の体温計ではここまで細かく測ることができないため、専門の婦人体温計で、起きがけの布団の中での測定が必要です。

また微妙な数値の変化は脇などよりも、カラダの内部に近い粘膜部分からのほうが正確な数値を測定できます。そういった理由から、脇ではなく口内(舌の裏側の付け根)で測定してもらっています。

10月女子トイレ研究室その2
カラダに関するチェックシートで全員自己診断。6点以上の箇所は優先的なケアが必要とのこと。

Q:計り忘れや波形の乱れは、どうしたらいいの?

1番大切なのは、とにかく測り続けること。測定を始めると、忘れてしまったり波形の乱れに不安になったりして挫折する方もいるようですが、忘れてしまったら1日飛ばして翌日から測りましょう。また波形の乱れも、数ヶ月測定すれば、一般的な基礎体温グラフのように、ある程度波を打っていくものです。大切なのは続けていくことです。

Q:いつも同じ時間に測定が必要といいますが、夜勤や不規則な生活の場合はどうしたらいいんですか?

基礎体温はまず、4~5時間以上しっかり寝て起きた直後の体温を測ることが大切です。夜勤がある方は測る時間はバラバラかもしれませんが、その場合はゆっくりと睡眠をとったあとに測定してください。不規則な生活の方も、なるべく測定時間は同じがいいとはいえ、そこに縛られるよりも、ちゃんと睡眠時間を確保した後に測定するようにしましょう。

「基礎体温は深部体温を測り続けることに意味がある」「今まで理由がわからなかったけど周期的におとずれる不快な症状が、基礎体温表をつけることで、いつ頃からどんな症状が出やすいかに気づけるようになり、気持ちもラクになる」
基礎体温の仕組みはなんとなく理解していた参加者の皆さんも、改めて知識を深める発見があったようです。

生理の疑問やクリニックとの付き合い方について

10月女子トイレ研究室その2
年齢や生活などが違えば悩みも異なるもの。素朴な疑問から専門的な悩みまで、様々な話題で盛り上がります。

基礎体温を測りながら、自分のカラダに目を向けていく。その中で、より気になることは、婦人科のかかりつけ医のアドバイスを受けていくことが大事と先生はいいます。

でも実際クリニックなどは症状が我慢できる程度だと行きにくく、また先生との相性や診察の恐怖から、遠のいてしまう女性も多いもの。ここではクリニックとの上手な付き合い方について、先生からのアドバイスをご紹介します。

Q:鎮痛剤の効果的な使い方と選び方を教えて!

生理痛に対する鎮痛剤の効果的な使い方としては、「なるべく早く服用すること」が大切です。生理痛が起きてから飲む方も多いですが、「生理がきたから飲む」くらいに割り切り、痛みの発生前から服用してもいいですよ。

よく「薬の飲み過ぎは効かなくなるのでは?」と言いますが、鎮痛剤は痛みの物質に対して作用するので、痛み物質が増えない限り、効かなくなるというのは考えにくいです。

効果的な薬の選び方とのことですが、市販の頭痛薬の成分の代表は「イブプロフェン」と「アセトアミノフェン」の2つです。この2つの中なら「イブプロフェン」のほうが鎮痛作用は強いとされます。ただ胃への負担など、副作用の違いもありますので、迷う場合は薬剤師の方に相談しながら選ぶのがよいと思います。

10月女子トイレ研究室その2
今回はハロウィン前ということで、お菓子もかわいい! イベントはオシャレでアットホームな雰囲気なので、お一人での参加でも緊張せず楽しめます。

Q:クリニックを受診するタイミングと、効率的な伝え方はありますか?

理想はカラダのことを相談できる、かかりつけ医がいらっしゃると、とてもいいと思います。
先生との相性は運などもありますが、気になる症状をなるべくわかりやすく、聞くことが大切です。

例えば基礎体温と合わせて、気になる体調の変化をしっかりメモしておき伝えることも有効ですし、何かの相談のタイミングで「実は最近こんな体調の変化に悩んでいて」と気になることを切り出すのもいいでしょう。

受診のタイミングですが、市区町村などが行うガン検診の場合は、生理中以外ならいつでも受診してOKです。
ただ多くのクリニックは、ガン検診とあわせて超音波などの子宮内部の検査を推奨してくれます。それらを受診する場合は、子宮内部が見やすい時期いいので、生理終了から1週間以内の子宮内膜が薄い時期がよいでしょう。

10月女子トイレ研究室その2
参加者同士でも「わかる!」「確かに!」といった盛り上がりをみせます

市販薬やクリニックとの付き合い方、検査のタイミングなど、先生側から話を聞くことは少ないので、みなさんメモを積極的に取っており、最後まで話題がつきなかったのが印象的でした。
女性と切っても切り話せない生理の問題。これを機に、より積極的に考え、そして付き合っていくと良いのかもしれません。

最後には素敵なお土産がプレゼントされ、会場も盛り上がります。

10月女子トイレ研究室その2
腸内を整える充実のお土産は毎回参加者も大喜び!

今回は腸内フローラのバランスを整える「ヘルスエイド ビフィーナ®S(森下仁丹)」やビフィズス菌から生まれた保湿成分を配合したスキンケアシリーズ「BIFINA BPSLAB®(エムジェイラボ)」、「ダルーラ(ロート製薬)」などがプレゼントされました。

次回の「女子トイレ研究室」は、10月21日(土)。テーマは「香りとからだの関係」です。気になる方はぜひイベントの参加をお待ちしています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
10月女子トイレ研究室その2

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

おすすめ記事