《専門家監修》カロリーが心配! ダイエットにも効果的な「甘酒」その飲み方とは?

カロリーが心配!甘酒は糖質制限してても飲んでOK?

昔からお腹に優しく体によいといわれている、「甘酒」。温かく飲んでも、冷やして飲んでもおいしく飲むことができるので、一度は飲んだことがある方もいるのではないでしょうか。甘酒は「飲む点滴」といわれるほど栄養が豊富な発酵食品で、整腸効果も期待できます。とろりとした食感と甘い味が特徴ですが、甘味が強いと糖質制限をしている人にとっては、飲んでいいのか不安になるかもしれません。

今回は、甘酒のカロリーや飲むときの注意点についてご紹介します。

米麹で作られた甘酒の方が低カロリー

甘酒には、ご飯やおかゆに米麹を混ぜて作るものと、酒粕から作るものと2種類があります。名前に「酒」がついていますが、どちらもお酒ではありません。しかし、酒粕から作られている甘酒にはアルコール分が少し含まれています。

米麹で作られた甘酒のカロリーは、100ml当たり81kcalで、コップ1杯程度(約200ml)飲むと、おおよそ162 kcalになります。これは、ご飯100g程度を食べたときのカロリーとほぼ同じです。他の飲み物と比べると、スポーツドリンクや炭酸飲料よりも高カロリーで、ココアよりは低いカロリーになります。

一方、酒粕から作る甘酒は、飲みやすくするために砂糖を加えているので、カロリーがさらに高くなります。

ですので、カロリーが気になる方や、お酒が飲めない方、子どもなどの場合は、米麹から作られた甘酒の方が安心して飲むことができるといえるでしょう。

あたため過ぎには注意! 甘酒を飲むときのポイント

甘酒には、ご飯やパン、砂糖といった糖質をエネルギーへと変える働きを手伝ってくれるビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は、水に溶けやすく、熱にも弱い特徴があります。甘酒を飲むときは、温めすぎないように注意して、栄養をしっかり摂り入れるようにしましょう。

また、体にいいからといって、たくさん飲み過ぎると、カロリーを取り過ぎてしまうことになります。

体調が悪いとき、なかなか食事がとれないといった場合は、食事の変わりとして甘酒を飲むのもいいのですが、毎日3食きちんと食べているときは、1日コップ1杯程度を目安に飲むようにしましょう。

米麹の甘酒と酒粕の甘酒はどっちが体にいいの?

米麹の甘酒は、炊いたご飯に麹を混ぜて発酵させて作られたもので、酒粕の甘酒は、酒粕をお湯で溶かして砂糖を加え作られたものです。砂糖を加えてつくる酒粕からの甘酒より、米麹の甘酒のほうが良いと思われがちですが、どちらも栄養が豊富に含まれています。

米麴の甘酒は、「飲む点滴」ともいわれ、体に必要なエネルギー源であるブドウ糖、ビタミンB群や豊富なアミノ酸、お腹の調子を整えるオリゴ糖、妊娠中や授乳期に大切な葉酸などが含まれています。一方、酒粕の甘酒は、ビタミンB群や葉酸の他にも、たんぱく質や食物繊維、亜鉛なども含まれています。

このように、米麹の甘酒と酒粕の甘酒は、含まれる栄養成分も異なってきます。アルコールの有無や、お好みで選んでいただくとよいでしょう。飲みにくい場合は、料理の調味料として食べるのもおすすめです。砂糖の代わりとして活用することで、やさしい甘さとなり食材の美味しさを引き立ててくれます。

朝食に甘酒を取り入れて健康的なダイエットを

甘酒を利用してダイエットをする場合は、カロリーが抑えられるので、砂糖を使用していない米麹の甘酒を選ぶようにしましょう。

おすすめのダイエット方法は、朝食に甘酒を食事と一緒に摂る方法です。朝食を食べることで腸内を刺激して便秘改善に役立ちます。また栄養豊富な甘酒をとることでエネルギー代謝にも役立ち、1日を活動的に過ごすことができます。

ですが、甘酒だけ飲み続けていれば痩せるというものではありません。甘酒だけでは十分摂ることができないお魚やお肉、卵、大豆製品などのたんぱく質や野菜、などをバランスよく一緒に摂るように心がけ、健康的にダイエットをしていきましょう。


【参考】
『日本食品成分表2017七訂本表編』(医歯薬出版)
「甘酒」は<飲む美容液>~気になる糖質に注意しつつ、ニキビ予防や美肌のアンチエイジング!|HEALTH PRESS
http://healthpress.jp/2016/12/post-2704.html
【2】酒粕で作る甘酒は本物の甘酒じゃない?注目の甘酒とは|発酵食大学
https://hakkoushoku.jp/seminar/handmade/2963/

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