腸が老いると便秘になる原因3選!

腸が老いると便秘になる原因3選!

年齢を重ねると、人の体は少しずつ衰えていきます。腸も例外ではなく、老化によって機能が低下します。特に腸内老化の兆候は、便の状態に表れるといわれており、便秘はわかりやすい腸からの危険信号です。

腸の老化が便秘を引き起こす理由と予防法を紹介します。

腸内老化の主な原因

腸内が老化していくのには、さまざまな原因が考えられます。症状として特に便秘がわかりやすく、慢性的に続くと、日常生活に支障をきたす可能性もあります。

では、どのような原因で腸は老化していくのか、主な原因を紹介しましょう。

・腸内での有害菌の増加

産まれたばかりの赤ちゃんの腸内はビフィズス菌などの有用菌であふれています。しかし、加齢とともにそれは減っていきます。腸内環境は中高年になるほど悪化し、ウェルシュ菌、黄色ブドウ球など有害菌が増える傾向があります。

腸内で有用菌が優勢なときは、腸内が酸性となり、有害菌や病原菌の増殖が抑えられます。また、腸が刺激され、ぜん動運動が活発になります。

しかし、有害菌が優位になると、これらの効果が弱くなってしまうので、より便秘になりやすいと考えられています。

・副交感神経の働きの低下

生命の機能を維持する「自律神経」は、交感神経と副交感神経がバランスをとりあっています。緊張していたり、ストレス状態のときは交感神経が優位になり、リラックスしているときは副交感神経が優位になります。

消化器官は、副交感神経が優位なときに活発になりますので、交感神経ばかりが働いてしまうと、消火活動は鈍くなってしまいます。

副交感神経の働きは、男女共に30代、40代から下がり、加齢とともに低下することがわかってきました。自律神経がアンバランスになって交感神経だけが強く働くと、腸のぜん動運動が正常におこなわれなくなり、慢性的な下痢や便秘の原因になります。

・筋力の低下

加齢により筋肉が衰え、筋力低下が進むと、排便にも影響をおよぼします。排便するためにはお腹に力を入れていきむ必要がありますが、高齢者の場合は筋力が低下しているので、いきむために必要な力がたりず、便が押し出せなくなります。

腸内老化を防止する生活

一日一回以上の排便があったとしても、硬くて出にくい状態は便秘といえます。便秘によって腸内に長く便が残っていると腐敗が始まり、有害物質が発生するので体の不調を招きやすくなります。

最悪の場合、大腸がんなど命に係わる病気につながる可能性もあるのです。腸内老化による便秘を防ぐには、日ごろの生活環境を整えることが大事です。主な改善策を紹介しましょう。

・食生活に気を配る

腸内環境を整えるには、ヨーグルトやチーズなど、ビフィズス菌や乳酸菌を助ける働きのある、発酵食品や食物繊維を含む野菜や穀物などが欠かせません。有害菌が好む肉や菓子類、アルコールは控えた方がよいでしょう。

また食事の際には、食べ過ぎに気をつけることも大切です。腹八分目を心がければ、胃腸の調子もよくなる可能性が高くなります。

おすすめの食事習慣の1つとしては、朝に太陽の光を浴びて、ゆったりと朝食を食べることです。急激に活動モードにしてしまうのではなく、副交感神経を下げすぎないように朝食をとることで、腸がしっかりと目覚めて動き出す効果が期待できます。億劫でもしっかりとした朝食は心がけましょう。

・適度な運動をする

お腹に効く運動を取り入れていくと、筋力の低下を防ぐことができます。

「菌トレ!」では、便秘におすすめの体操などもご紹介しています。 突然激しい運動をすると腰などを痛める恐れがあるので、無理のない範囲でおこないましょう。

・ストレスをためない

乱れた自律神経のバランスを整えるためには、適度に休息をとり、ストレスをためないことが大事です。精神的なストレスに強くなるよう楽観的に考えたり、気持ちをコントロールしたり、心地よいと音楽を聴いてリラックスすることも大切です。

腸の老化は、食生活や生活習慣によって、大きく変わると最近の研究でわかってきました。腸の健康のためにも、毎日の生活に気をつけて、腸内環境を整えるように心がけましょう。


【参考】
アンチエイジングネットワーク
腸内環境を整える
https://www.anti-ageing.jp/prevention/foods/enteral/
ウントピ
自律神経の乱れで便秘に! 交感神経と副交感神経の関係
https://unlog.me/topics/jiritsushinkei

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