「女子トイレ研究室」7月勉強会レポート その1:発酵食ってからだにいいの?〜3種類の甘酒とカラフルな乳酸発酵ドリンク「ミキ」を紹介〜

「女子トイレ研究室」7月勉強会レポート

人とは話しづらい便秘などの腸の悩みや、健康・美容に関することを、女性たちで共有し考えるイベント「女子トイレ研究会室」が7月23日(土)に東京・青山で開催されました。

7月のテーマは、「発酵食ってからだにいいの?」。甘酒をはじめとする発酵食についての知識やレシピ、料理に活用する方法を学び、発酵食を生活に取り入れる方法を学びました。今回は、イベント前半の様子をレポートします。

■きっかけは難病…発酵食との出会い

今回、講師を務めてくださったのは、発酵生活研究家・ナチュラルシフト共同代表の栗生隆子さん。まずは、栗生さんに発酵食との出会いや体にどのような変化があらわれたかを語っていただきました。

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●虫歯の詰め物が原因で化学過敏症に

栗生さんは、14歳のころに受けた虫歯の治療が原因で、化学物質過敏症に罹患。頭痛、吐き気などの症状に悩まされたそうです。

「中でも下痢がひどく、何を食べても消化できなかったんです。体にいいといわれる食べ物を取り入れてみたこともありますが、体がアレルギーを起こしているので下痢は改善されません。次第に、生活にも支障をきたすようになってしまいました」

病院へ行き、医者に処方された下痢止めを飲むことになった栗生さん。一般的に処方薬は、2週間程度しかもらえません。薬がなくなるたびに通院することが負担になった栗生さんは、薬の成分を調べ、それに近い市販の下痢止めを飲むことに。

しかし、症状は改善されるどころかむしろ悪化し、最終的には薬が効かなくなってしまったのだそうです。

●甘酒を飲んだときに「腸がホッとした」

栗生さんの体調が変わるきっかけとなったのが、物産展で売られていた甘酒でした。

「物産展に出店していた酒蔵の杜氏さんから、米麹で作った甘酒にはアミノ酸がたっぷり含まれていて、疲労回復にもいいと聞きました。本当かな、と思いつつも自宅に持ち帰って飲んだ瞬間、『腸がホッとする』感覚があったんです」

しばらく甘酒を飲み続けたところ、腸の調子も上向きになってきたそう。そこから糀に興味を持つようになり、自分でも甘酒を作ってみようと思い始めたといいます。

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●基本の調味料を変えると本物の味がわかりはじめる

発酵食のすばらしさに気がついた栗生さんは、「醤油、味噌、みりん、酒、酢」の基本的な調味料を昔ながらの発酵製法で作られた商品に変えました。いい調味料を使うと少量でも味が整うことに気がつき、五感で料理を味わえるようになるなど良い変化を実感できたのだとか。

味も良く、体調も整う発酵食に親しむのは「腸美人」への第一歩。基本の調味料を変えるアイデアは、私たちにもすぐに試すことができそうです。

3種の甘酒を紹介!

栗生さんが発酵食の魅力に気づくきっかけとなった「甘酒」。今回のイベントでは、3種類の甘酒が紹介されました。

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・甘酒
炊いたごはんと米麹、水を使って炊飯器で6〜8時間発酵させたもの。冷蔵庫で1週間くらいまでは甘さが続き、おいしく飲める。

・濃縮甘酒
米麹と水だけを原料にしたもの。そのまま飲むと甘すぎるので、水かお湯で薄めるといいそう。お料理のお砂糖代わりで使うことも。保存期間は冷蔵庫で1ヶ月。

・冷蔵庫で作る甘酒
冷ましたごはんと米麹、水を混ぜて冷蔵庫で発酵させる。10日ほどから食べられるが、1ヶ月ほど冷蔵庫に置くとさわやかな酸味が出ておいしい。

栗生さんが普段作るのは、保存期間が長い「濃縮甘酒」だそう。炊飯器を使いたくない人は「冷蔵庫で作る甘酒」、お客さんをたくさん招いて振る舞うときは「甘酒」にするなど、それぞれのライフスタイルに合わせて作ってみるとよさそうです。

サツマイモで作る発酵ドリンク「ミキ」

沖縄や奄美大島に伝わるお米の乳酸飲料「ミキ」。冷ましたおかゆに、生のまま皮をむいてすりおろしたサツマイモを加えて瓶に入れ、常温で発酵させるとできるそう。
「お神酒」が語源になっているともいわれ、古来のお酒、口噛み酒が原型といわれる飲料です。

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「古来は『口噛み酒』といって、唾液に含まれるアミラーゼを活用するために、一度米を口に含み、噛んでから吐き出していたそうです。現在は、アミラーゼが含まれるサツマイモを使うのが一般的。お米からできたカルピスのようなさわやかな味わいです。酸味がどんどん進んでいくので、変化を楽しんでください」

ミキにニンジンや小松菜、ブルーベリーを入れてブレンダーにかけるとカラフルなミキスムージーが作れます。食材によって色の変化も楽しめるほか、手軽にビタミンCや生きた乳酸菌がとれるドリンクです。

穏やかな雰囲気をまとった栗生さんのお話に癒されながら、発酵食への知識も深まった前半のプログラム。

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後半は、発酵食を使ったレシピや料理に活用する方法をお伝えします。

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