赤ちゃんが下痢になった!大人の下痢と何が違う?

赤ちゃんが下痢になった!大人の下痢と何が違う?

赤ちゃんのおむつを替えるとき、下痢のようなゆるいうんちをしていると、とても心配になりますね。またどんな下痢になったら病院へいくべきか、判断に迷う人も多いと思います。

そもそも赤ちゃんは、成人にくらべ、うんちが緩くなる性質があります。しかし日常的にゆるいうんちをしているからこそ、いざという時、判断がしにくくなるものです。

赤ちゃんの下痢の原因を知り、とっさの時に対応できるようにしましょう。

赤ちゃんと下痢

赤ちゃんは生まれて半年ほどは、母乳やミルクだけを飲んで育ちます。そのため、うんちは黄色っぽくてドロドロとした、水分が多めの状態になります。

特に、母乳を飲んでいる赤ちゃんのうんちは、ミルクなど人工栄養だけを飲んでいる赤ちゃんよりも、ゆるくて水っぽく、回数も多くなります。

離乳食がはじまると、うんちは形のあるものになってきますが、慣れるまでは消化がうまくできないことも多く、下痢を起こすことがよくあります。

赤ちゃんの下痢の原因

赤ちゃんのうんちはもともとゆるくて水っぽいのが特徴です。まだ、消化器官が未発達なので、成人と異なり、ちょっとしたことで下痢になりやすい性質があります。

下痢の原因は、さまざまですが、大きくわけて3つの理由があげられます。

・食べ物

食物繊維の多い野菜や、肉や魚などのたんぱく質が含まれる食材で、赤ちゃんは消化不良を起こすことがあります。消化器官が未発達のため、普通の離乳食でも下痢を引き起こしやすいのです。

また食べすぎやお腹が冷えた場合、お薬を飲んだあとにも下痢になることがあります。いずれも症状がすぐにおさまる場合は、心配ないといえます。

・ウイルスや細菌

ウイルスの中でも、「ロタウィルス」や「ノロウィルス」などは、赤ちゃんの細菌性下痢の代表です。激しい消化不良により便が白っぽくなったり、嘔吐や脱水症状をおこしやすいので、注意が必要です。

細菌性の下痢の場合は、うんちから魚の腐ったようなニオイや、酸っぱい臭いがしたり、便に血が混じることもあります。

症状が治まらない場合は早期に医療機関を受診するとともに、その際は下痢をしたオムツを持参し、正しい診断を受けるようにしましょう。

・食物アレルギー

離乳食が開始されると、食品アレルギーが原因で下痢を引き起こすことがあります。主に卵や乳製品、小麦などが原因になることが多いですが、食品アレルギーによる下痢の特徴として、食べてから数時間以内に症状が現れますので、注意して観察することで、早期に気づくことが可能です。

また食品アレルギーが原因の場合、下痢だけでなく肌の発疹などを伴うこともあります。気になる方は、適切な医療機関に相談することをおすすめします。

下痢症状の見分け方

赤ちゃんが下痢になったときに、食事や水分量の関係でうんちがゆるくなったのか、それとも病気の可能性があるものか、ここでは様子をみてもよい下痢から、緊急を要するものまで、3段階で見分けるポイントをご紹介します。

<2~3日様子をみても良い下痢>

食事内容によって、発生する問題のない下痢は、うんちの柔らかさ以外に特筆した症状がないのが見分けるポイントです。

・回数は多少増えたとしても、いつもより1~2回多い程度であること。
・食欲が普段と変わらずあり、発熱など下痢以外の症状がないこと。
・機嫌が良く、元気があって、変わった様子がないこと。

<病院を受診した方が良い下痢>

医療機関を受診した方がいい場合、下痢になってからの期間や、臭いの変化に着目すると、早期に異変に気づけることがあります。

・うんちの色が、赤や黒、白っぽかったり、血や粘膜が混じっている。
・下痢からいつもと違うニオイがする。
・下痢の回数がいつもより増え、1週間以上続いている。
・発熱やおう吐、発疹の症状がある。
・不機嫌に泣き、元気も食欲もなく、顔色が悪い
・特定の食品を食べたあと下痢になる。

<急いで病院を受診すべき下痢>

病院を受診した方がいい下痢の状態を放っておくと、症状はさらに悪化していきます。ここでは緊急を要する場合の症状の目安をお伝えします。

・はげしい下痢やおう吐の症状がある。
・真っ赤な血便や、水のような便が出ている
・顔色が悪く、ぐったりして水分摂取もできず、呼びかけにも応じない。
・おしっこや涙が出ず、脱水症状を引き起こしている。
・唇や爪がむらさき色になっている

赤ちゃんが下痢になったときに、もっとも気をつけたいのは脱水症状です。少量ずつこまめに水分補給をして、体調回復を心がけてください。
もし水分がとれなかったり、少しでも様子がおかしいと感じたら、すぐに適切な医療機関を受診しましょう。

大人の下痢は、普段との違いがあきらですし、自分の体のことは自分で説明ができます。しかし赤ちゃんの下痢は判断が難しく、発見が遅くなることもあります。

問題ない下痢とそうでない下痢、見分け方をしっかり覚えて、大切な赤ちゃんの健康を守ってあげましょう。

(文/山田由紀子)


【参考】
赤ちゃんの下痢…何が原因?お医者さんに診てもらうタイミングは? | いしゃまち
https://www.ishamachi.com/?p=32532
赤ちゃんの下痢の原因は?見分け方や長引くときの対処法は? – こそだてハック
https://192abc.com/20318

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