《専門家監修》食事を減らすのはNG? ポッコリおなかを解消する方法

001

ポッコリおなかの原因は?

これまで、コロンハイドロセラピー(医療機関で行う腸内洗浄)のセラピストとして、8000人以上の女性のおなかをさわってきました。

クリニックを訪れる女性の多くが悩まされているのが、ポッコリおなかです。

ポッコリおなかの原因は、脂肪だけではありません。実は、腸の状態も大きく関係しています。まずは、下記チェック項目を見てみましょう。

<ポッコリおなかチェック>

・排便後にスッキリ感がない
・いつもおなかが張っている
・おならや便が臭い

上記に心当たりのある方は、腸内ガスや便の出残りが原因で腸が汚れ、ポッコリおなかになっている可能性があります。

キレイな腸とはどんな腸?

キレイな腸とは、中身が空っぽの腸ではありません。多種多様の腸内細菌がバランスよく生息していて、腸内環境が整っている状態を指します。

腸の中には、約1000種類の腸内細菌が500~1000兆個ほど存在しています。腸内細菌は、私たちが食べた食物のカスを分解し栄養源にして増えたり代謝産物を作ったりしています。

体内の有害物質の約75%は腸から排泄されるといわれており、腸内細菌がその役目を担っているのです。

腸内環境が整っていると、自然に便意を感じ、いきむことなくツルン! と排便できます。不要な腸内ガスもたまらないため、おなかはいつもスッキリとしています。

つまり、腸を元気に動かして排泄力を高めることが、ポッコリおなかを解消するポイントなのです。

食事を減らすのは逆効果?

腸を元気に動かすためには、バランスのよい食事を心がけるのはもちろん、骨格筋をしっかり保つこと、自律神経を整えることが大切です。

食べなければ一時的に体重は減るかもしれませんが、それは筋肉が落ちているだけ。無理なダイエットは腸の動きを弱めるため、腸内環境の悪化につながり、おなかのガスもたまりやすくなります。

食事の量を減らすと、かえってポッコリおなかになってしまうのです。

多種多様の腸内細菌に餌付けをするつもりで、炭水化物や食物繊維、たんぱく質、ビタミン・ミネラルなどの栄養素をバランスよくとって腸内環境を整えることが重要です。

食事とエクササイズでポッコリおなかにアプローチ!

腸内環境を整えるためには、どのような食事を心がければいいのでしょうか。接触的に摂るといい食材を紹介します。

<主食>ごはん・もち麦・6~7分つき米・小麦ふすま・グラノーラ・キヌアなど。
<食物繊維>長芋・里芋・オクラ・きのこ・海藻などのネバネバヌルヌル食材。野菜。
<発酵食品>漬け物・ヨーグルト・納豆など。
<果物>りんご・ばなな・柑橘類・ドライフルーツなど
<油>オリーブオイル・アボカド

たとえば、米飯は大量の水分を含んでおり、大腸までしっかりと水分を運んでくれるため、バナナのようなツルンとした便を作ってくれます。

このように栄養素を過不足なく消化・吸収し、不要なものをしっかり排泄するというリズムが円滑に回ると、おなかは自然とスッキリしてきます。

また、マッサージとエクササイズで外側からアプローチするのも効果的です。

<基本の腸もみマッサージ>

姿勢:仰向けに寝てひざを立てて足を肩幅に開く。またはイスに座って行ってもOK。
家でリラックスしているとき、寝る前や朝起きる前に布団の中で行うとよい。

1.おへその上に右手をのせて左手を添え、時計回りに5回小さな円を描く。さらに、おなか全体にひとまわり大きな円を描くように5回円を描く。それぞれ1周5秒を目安に。

illust_01

2. 右の肋骨(ろっこつ)の下あたりに手を添え、ほぐすようになでおろす。次はみぞおちから下へ、その次は左の肋骨の下からなでおろす。3回ずつ、それぞれ3秒を目安に。

illust_02

3.右の腰骨のあたりに手を添えて、下がっている腸を正しい位置に戻すように、手で強めになで上げる。右、真ん中、左の順で3回ずつおこなう。それぞれ3秒を目安に。

illust_03

傘スクワット

続いては、傘を使ったスクワットです。おなかはもちろん、背中やお尻、太ももの筋力も鍛えられます。

illust_04

1.両足を肩幅と同じくらいまで開く。傘を背中に回し、両肘のあたりで挟み、まっすぐに立つ。
2.背中をまっすぐに伸ばしつつ、お尻を後ろに突き出しながら、5秒間かけてひざを90度まで曲げる。
注)イスに腰かけるイメージで行う。このとき、ひざが足の親指より前に出ない位置まで曲げる
3.5秒間かけて、ゆっくりと元にもどる。
※1〜3で1セット、1日10回行う。

日々の食事に加え、マッサージとスクワットで腸内環境を整えて、ポッコリおなかを解消しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
001

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

おすすめ記事