《専門家監修》梅雨時期は腸の動きが鈍い? 腸内環境をよくするための傾向と対策

蒸し暑い時期に腸内環境を整える方法

梅雨の体調不良の原因は、多湿と寒暖の差

ジメジメした気候が続く梅雨時期は、クリニックを訪れるクライアントさんの腸の動きが悪くなっているように感じます。コロンハイドロセラピー(腸内洗浄)の施術中、おなかをもんでも押しても、ほとんど反応しないこともあるのです。

東洋医学では、梅雨には体に湿気がたまり冷えやすく、胃もたれや腹痛、下痢など胃腸の不調を招きやすいといわれています。

加えて、最近の梅雨は、スコールのように激しい雨が降ったと思ったら晴れ間がみえたりで、暑かったり急に寒くなったりと外の環境がコロコロと変わります。そのため、体調が崩れやすくなり風邪をひく方が増える時期でもあります。

気候の変化など外部の環境に対し、身体の機能を一定に保つよう調整しているのが自律神経です。自律神経は私たちの意思とは関係なく働く神経で、体のさまざまな臓器とつながっており、アクセルとブレーキの働きをしています。

そのため、自律神経のバランスが乱れると腸の調子も乱れる方が増えてきます。さらに、雨ばかりだと気分もどんよりとしてしまいがちです。ストレスは、腸内環境が乱れる原因のひとつです。

日常の不摂生が梅雨の腸不調を招く

夜ふかしや不規則な食生活などにより、日頃から疲れがたまっている人は、梅雨の時期に体調が乱れやすくなります。体調を崩しやすいこの時期は、基本的な生活スタイルを整えることが「快腸」を保つポイントです。

まずは、食事・休養・運動のシンプルな生活スタイルの見直しで、体をいたわってあげましょう。

梅雨の時期に腸内環境を整える方法

食事

 
食べ過ぎないよう注意し、腹八目を心がけましょう。消化の良いものをよくかんで食べることもポイントのひとつ。食べ物を口に入れたら20回くらいかむと、消化不良の予防になります。

また、夜遅くの暴飲暴食や甘いもの・脂っぽいものをたくさん食べる、アルコールのとりすぎは胃腸に負担がかかるうえに、吹き出物が出やすくなるので注意しましょう。

冷たいものや生ものの取りすぎは、胃腸を冷やす原因にもなります。消化吸収する力をサポートし、体にたまった湿気をとり、むくみ予防をする食材。

具体的には、穀物、根菜類、長芋、かぼちゃ、そら豆、つるむらさき、小豆、ネギ類、しそ、しょうが、ミント、ゆず、山椒などを積極的に摂るといいでしょう。

休養

1日6~7時間の睡眠をとりましょう。できるだけ同じ時間に寝起きすると、自律神経のバランスが整いやすくなります。日中は活動し、夜は休むというメリハリのある生活を送ることが重要です。

運動

軽い有酸素運動やストレッチがおすすめです。ウォーキングなどで血流をよくしましょう。雨降りで出歩くのがおっくうなときは、ラジオ体操をするのもいいですよ。また、40℃前後の湯船にゆっくりとつかり、体を温めて汗をかくこともおすすめです。

自律神経を整える深呼吸法

横隔膜には自律神経が集まっており、腹式呼吸で横隔膜が上下することで自律神経に刺激が伝わるといわれています。吐く息を長くすることで副交感神経が有意になり体がリラックスします。

1.仰向けに寝る、またはイスに座る
2.へその上に手の平をあて、4秒かけて鼻から息を吸う。手を押し上げるようにお腹を膨らませるようにするのがポイント
3.今度はおなかを凹ませながら、8秒かけて鼻または口からゆっくりと息を吐く
1〜3を寝る前に5~10回(慣れてきたら20回)行ってください。

湿度も高く、すっきりしない気候が続く梅雨時期。適度な運動と食生活の見直しで腸内環境を整えて、快適なお通じにつなげたいものですね。

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