親子で取り組みたい! 子どもの便秘対策

親子で考えよう。こどもの便秘、傾向と対策

子どもの排便、気にかけていますか?

大人と同じように、子どもにも便秘の症状は起こります。排便が週3回より少なかったり、5日以上出ない日が続いたりするとき、便秘と考えるそうです。また、毎日排泄があるとしても、便が小さくコロコロしていたり、軟らかい便が何回も出ていたりするという場合も、便秘の疑いがあるとされています。

小さな子どもは、自分で体調の管理をすることができません。便が硬いせいで排便時に痛みが生じたり、肛門が切れて血がでたりすると、トイレを我慢するようになってしまいます。子どもの排便について知り、親子で便秘について考えてみましょう。

家族で生活習慣を見直す

体質や生活習慣の乱れによって起こる便秘を「機能性便秘症」と呼びます。子どもの便秘の多くが、この「機能性便秘症」と見られています。食物繊維や水分・運動不足、ストレスなどが原因と考えられており、生活習慣の見直しが必要です。

<機能性便秘の解消方法>
・規則正しい生活をし、朝食後のトイレを習慣化する。
・食物繊維が取れるバランスのよい食事をし、こまめな水分補給を心がける。
・散歩程度でいいので、毎日体を動かす。
・おなかのマッサージで副交感神経を刺激する。

子どもの生活習慣を正しくするには、まず親である大人の生活を見直す必要があります。早寝早起きやバランスの取れた食事を食べるなど、親子で取り組んでみましょう。

とくに朝のトイレを習慣づけるために、朝食はしっかり食べたいですね。食物繊維が豊富なドライフルーツは、ヨーグルトに混ぜることで食べやすくなり、子どももよろこぶでしょう。

そのほか、発酵食品である納豆やみそ汁も積極的に食べたいメニューのひとつです。ごぼうやサツマイモのポタージュも、あたたかくておなかにも優しく、朝食にぴったり。朝ごはんが楽しみだと、早起きもチャレンジしやすいですよ。

トイレが恥ずかしい…子どもの便秘は、メンタルのケアも必要

子どもの便秘ケアで気をつけたいのは、無理強いをしないこと。「トイレへ行きなさい」と強く言い続けると子どもの心に負担がかかり、逆効果になってしまうそうです。大人が余裕を持ち、ゆっくりと取り組むことが大切です。

また、年齢が大きくなってくると学校での排泄を恥ずかしく思う子どもも増えます。学校でからかわれる、ゆっくりと排泄ができないとなると、トイレを我慢してしまい便秘がひどくなってしまいます。一時的なものだと思われますが、排泄は恥ずかしいことではないということを伝えましょう。また、学校の先生に相談することもひとつの方法です。

改善がみられない場合は、医師に相談を

生活の見直しで便秘が良くならなかったり、子どもが苦しそうにしていたりする場合は、すみやかに医師へ相談しましょう。自己判断は禁物です。

とくに赤ちゃんや幼児の便秘には、病気が隠れていることもあるのです。浣腸や下剤の使用についても、医師と相談のもと行うことが望ましいとされています。

「便秘だし、いつか出るだろう」と簡単に考えず、子どもの排便には注意をしていきたいですね。


【参考】
こどもの便秘の正しい治療(小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン作成委員会)
便秘のおはなし/こどもの便秘
http://www.jspghan.org/constipation/kanja.html
子どもの便秘。治療のためには恐怖心を取り除くことが第一|メディカルノート
https://medicalnote.jp/contents/160205-033-LX

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
親子で考えよう。こどもの便秘、傾向と対策

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

おすすめ記事