有用菌についてお勉強! お腹のために摂りたいビフィズス菌と乳酸菌

有用菌についてお勉強!

腸内細菌は赤ちゃんの頃からお腹に存在しているもの

人の腸内には、生まれた直後に大腸菌が出てきて、その翌日には、ビフィズス菌が出はじめます。そして、生後5日頃には、ビフィズス菌が大部分を占めるようになり、断乳期になるとビフィズス菌は減少。大人になるにつれて、大人型のビフィズス菌に入れ替わっていくとされています。

有用菌の代表、ビフィズス菌と乳酸菌

腸内細菌や有用菌と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは「ビフィズス菌」や「乳酸菌」ではないでしょうか? ビフィズス菌や乳酸菌は、有用菌の中でも代表的な存在ですが、ほとんどの方が、このふたつの区別ができなかったり、体内でどんな働きをしているのか知らなかったりするようです。そこで今回は、そんな有用菌の代表、ビフィズス菌と乳酸菌について、解説していきましょう。

ビフィズス菌って、体内でなにをしているの?

ビフィズス菌は、糖を分解する際に乳酸や酢酸を作りだします。この酢酸には、高い殺菌作用があるため、腸内の有害菌の繁殖を抑え、腸内環境を整えてくれる働きがあるのです。主な働きとしては、便秘や下痢の防止や、病原菌の感染防止など。このほか、さまざまな体調不良の予防も期待できるため、積極的に摂取したい有用菌とされています。

ビフィズス菌と乳酸菌は、どう違うの?

ビフィズス菌と乳酸菌の大きな違いは、菌の量にあります。腸内に生息する菌の多くは、ビフィズス菌とされており、便1グラムあたりに乳酸菌は、1000万~1億個なのに対し、ビフィズス菌は、100億~1000億個もいることが明らかになっているのです。

また、糖を分解して、乳酸を作り出す乳酸菌に対し、ビフィズス菌は、糖を分解して、乳酸を作り出す以外に、強い殺菌力を持つ酢酸やビタミンB群、葉酸も作り出すことができます。

このほか、ビフィズス菌は、主に人や動物の腸内に存在しており、酸素のある場所では生きられない「偏性嫌気性」ですが、乳酸菌は、人の腸内以外の自然界にも存在している「通性嫌気性」で、ふたつの菌は、生息できる環境も異なるのです。

ビフィズス菌と乳酸菌の上手な摂り方を教えて!

ビフィズス菌や乳酸菌と言えばヨーグルト!と思い浮かべる方も多いはず。しかし、厚生労働省の規格上、ヨーグルトは発酵乳と分類され、乳酸菌が1mlあたり1000万以上入っているものされているため、ビフィズス菌が入っていないものも多く存在しているのです。

ビフィズス菌と乳酸菌、両方を摂りたいと言う場合には、ビフィズス菌入りの表記があるものことを確認してから買うようにしましょう。

このほか、乳酸菌飲料、漬物、ピクルス、発酵茶などにもこれらの菌は含まれています。まずはお好みのものを探して、ご自身に合った方法で摂取してみてくださいね。

目的に合わせて菌を選ぶこともできます

ヨーグルトや乳酸飲料を買うとき、いろいろ種類がありすぎてわからない……なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。菌の名前が書かれていても、なにが自分に合うのか、わからないという方は、下記を参照にヨーグルトを探してみてくださいね。

花粉症:L-55乳酸菌
インフルエンザ予防:シロタ株やL-92
アレルギー症状:LGG乳酸菌
内臓脂肪が気になる方:ガセリ菌

手軽に摂れる乳酸菌飲料やサプリでも!

体の健康や美容のために、ビフィズス菌や乳酸菌を摂ることはとても良いこと。しかし、続かなければ、意味がありません。そこで、ご提案したいのが、手軽に摂れる乳酸菌飲料やサプリメントの活用です。

ヨーグルトや効果的な食品を毎日となるとなかなか難しいですが、サプリメントであれば、慌ただしい朝や、寝坊してしまった朝も、ストレスを溜めずに効率よく摂ることができますよ。

もちろん健康な生活にプラスアルファが基本ですが、自分に合ったスタイルで、ビフィズス菌や乳酸菌を取り入れられるのが一番! みなさんも一度、検討してみてはいかがでしょう?

【参考】
バイオジェニクスの時代へ:光岡 知足
http://ffpo.jp/biogenics-m.pdf
Wikipedia:ビフィズス菌
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%BA%E3%82%B9%E8%8F%8C
Wikipedia:乳酸菌
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%B3%E9%85%B8%E8%8F%8C
http://www.nyusankin.or.jp/lactic/lactic6.html
森下仁丹:腸内フローラ最前線
http://www.jintan.co.jp/special/flora/index02.html

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