それは、本物の漬物? 発酵した漬物で腸内フローラを元気にしよう!

発酵した漬物で腸内フローラを元気にしよう!

腸に良い漬物と、そうでない漬物!?

腸内フローラを良好にする発酵食品のひとつに、漬物があります。塩分の摂りすぎなどを気にして、控えている方も多いと思いますが、発酵した漬物には、腸内細菌を増やす効果があるのです。

ところが漬物の中には、浅漬けや調味料に漬けただけの、発酵していない漬物も少なくありません。残念ながら、私たちが「発酵食品だから体によいはず」と信じて摂っている漬物の中には、発酵していないものも含まれているのです

腸にいい漬物を選ぶために

腸内フローラを良好にするためには、発酵している漬物を選びたいですよね。腸にアプローチできる漬物を選ぶには、どうすればよいのでしょう?

ぬか漬け、麹漬け、ピクルスを選ぶ

漬物の中では、ぬか漬け、麹漬け、ピクルスなどが「発酵している漬物」です。ぬか漬けは発酵するとビタミンBが格段に増加します。さらに1gあたり1億個もの乳酸菌が含まれているため、腸内を酸性に傾け、有用菌が優勢な環境に近づける効果が期待できます。

また、麹漬けの麹には、ビタミンB1、B2、B6がたっぷり含まれています。麹にはビフィズス菌を増加させる効果があるため、有用菌を増加させて腸内フローラを良好にしてくれますよ

そしてピクルスは、野菜に含まれる酵素を、生のまま酢に保存する洋風漬物です。栄養素や野菜の酵素をそのまま封じ込んでいるため、腸内の有効菌を増やしてくれるのです。乳酸菌とクエン酸がたっぷり含まれているため、美肌にも効果が期待できますよ。

塩と香辛料に材料を混ぜて、数日発酵させるタイプと、そうでないタイプがあるので、発酵したタイプを選んでいただくようにしましょう。なお自家製漬物は、1週間から3ヶ月以内を賞味期限として、この期間に食べきるのが安全です。

漬物の裏面表示を見て選ぶ

市販の漬物には、添加物で味を付けた即席漬物も少なくありません。
裏面表示を見て、添加物や香料、保存料、着色料、アミノ酸などの化学調味料をたくさん使っているものの場合は、即席漬けであることが多いのです。発酵した“本物の”漬物の場合、野菜と塩分や麹があればできあがります。しかし、そうでない場合は気をつけてみましょう。

もちろん一概に、これらがすべて即席漬けとは言えませんが、体に良い発酵過程を経た漬物を選びたいのであれば、裏面表示を良く見て添加物の入っていないものを選ぶのが◎ 昔ながらの方式で発酵されたものを選びましょう。

塩分が気になる…毎日どれだけ食べたらいいの?

漬物などの発酵食品を毎日少しずつ継続して摂ることで、腸内フローラを有用菌優勢にすることができますが、漬物と言うと、塩分が気になるという方も多いのではないでしょうか?

農林水産省では、成人1日に摂取する理想とする塩分量は10gと設定されています。きゅうりぬか漬けを見ると、1/3本で、1.6g。ピクルスなら60gを1人前とした場合、0.1gの塩分量です。当然、食事全体の塩分量も少なくしなくてはいけませんが、食事のときに数枚食べる程度なら、あまり気にする必要はないかもしれません。

発酵食品は毎日少しずつ摂取して腸内フローラを良好に

漬物の中にある植物中の乳酸菌は、腸内に長期滞在できません。そのため、毎日継続して、少量ずつ摂取していくことが大切です。腸内フローラを良好にできれば、きっと毎日を健康に過ごしていけるはずですよ。発酵されている漬物をしっかり選んで、腸内フローラにアプローチしていきましょう!

【参考】
東京都病院経営本部 食品中に含まれる食塩量
http://www.byouin.metro.tokyo.jp/eiyou/jinzou04.html

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発酵した漬物で腸内フローラを元気にしよう!

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