腸内フローラに、有害菌の『デブ菌』はお断り!

デブ菌

「デブ菌」って聞いたことありますか?

いろいろ頑張っているのに、ダイエットの成果が上がらない……そんなふうに思っているみなさん。もしかするとその原因は、あなたの腸内に生息している「デブ菌」のせいかもしれません。デブ菌とは、その名の通り、太る原因を作るといわれている腸内細菌のことです。最近ではテレビやネットでもたびたび取り上げられ、その厄介さに注目が集まっています。

有害菌の一種!? 「デブ菌」ってなに?

通称「デブ菌」と呼ばれている腸内細菌は、腸内に生息している有害菌の一種です。「ファーミキューテス」という名前の細菌で、太っている人には、この菌が多いことからデブ菌と呼ばれるようになりました。

デブ菌って本当に存在するの?

腸内細菌が原因で太ってしまうなんて、にわかには信じがたいですよね。しかし、本当に人をデブにさせる腸内細菌が存在するのです。

デブ菌の存在がわかったのは、クロストリジウム・ディフィシル感染症の治療中のことです。治療のために、肥満症であった人が提供した腸内細菌を、痩せていた人の腸内に移植する治療をしたところ、治療された人が短期間で急激に太ってしまったという研究報告があるのです。ネズミによる動物実験でも同じような研究報告があることから、最近ではデブ菌の存在があきらかになってきました。

「デブ菌」はお断り! 有害菌の活動を抑えよ!

もし、自分の腸内にデブ菌がいるのなら、今すぐにでも追い出したいですよね。しかし、腸内に生息している細菌を、死滅や除去するのは難しいといわれており……そこで、対処法としてあげられるのが、デブ菌の活動を鈍らせることです。

腸内細菌の種類は、大きくわけて有用菌、日和見菌、有害菌の3つ。この3つの腸内細菌が腸壁にお花畑(フローラ)のように生息していることから、腸内細菌は、腸内フローラと呼ばれています。理想的な腸内フローラの比率は有用菌が2割、日和見菌が7割、有害菌が1割です。そして、この腸内フローラ―が有用菌優勢な状態であれば、有害菌の活動がおさえられることがわかっています。

もっと増えてほしい! ヤセ菌も存在します!

デブ菌が存在している一方で、ヤセ菌と呼ばれる菌も生息しています。ヤセ菌は、「バクテロイデス」という菌です。腸内フローラには、デブ菌とヤセ菌の両方が生息していて、デブ菌が4割、ヤセ菌が6割の比率が理想です。肥満の人は、デブ菌の比率がヤセ菌を上回るといわれています。そして、腸内フローラを有用菌優位な状態にすることが、ダイエット成功のキーポイントとなります。みなさんも、ヤセ菌を味方につけて、効率よくダイエットしていってくださいね。

ダイエット成功のカギは腸内フローラ

せっかく努力してダイエットしても、デブ菌のせいで痩せられない……そんなことは避けたいですよね。ダイエットには、適度な運動とバランスのよい食事が欠かせませんが、腸内フローラや菌トレも、心に留めておいたほうがよさそうです。腸内フローラのバランスを有用菌優位の状態に整えて、太りにくい身体を作りましょう!

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