腸を整えるとぐっすり快眠!? 腸と体の不思議な関係

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その不眠、腸内フローラが関係しているかも!

睡眠の質は体調に直結することから、眠りの質を上げるためにゆっくりお風呂に浸かって体を温めたり、アロマテラピーを取り入れたり、パソコンやスマホの使用を控えているという人も多いのではないでしょうか。それでもなかなか睡眠の質が向上しない場合、もしかしたら腸内環境の悪化が原因かもしれません。

眠れないのも、眠りの質が悪いのも、腸の不調が原因!?

人は通常、布団に入って10分以内に眠りに落ちるといわれています。布団に入っても30分~1時間以上寝付けない場合は不眠症の恐れがあります。また、一度眠っても夜中に何度も目が覚めてしまったり、起床予定の2時間以上前に目覚めてその後眠れないというのも不眠症の症状です。さらに、しっかりと睡眠時間をとっているつもりでも、日中に強い眠気を感じたり、集中力が散漫になったりと生活に支障が出るような状態であれば、眠りが浅く、不眠症気味になっているのかもしれません。

なかなか寝付けない、寝ても疲れが取れないのも腸に原因があるかも?

不眠症には環境、身体、精神的な要因などいくつかの原因がありますが、実は、腸内環境の悪化も不眠症の原因になることがわかってきています。

腸は「第二の脳」と呼ばれています

腸は「第二の脳」とも呼ばれている臓器。太古の昔、誕生したばかりの生命は、体の外側と消化器官しか持ち合わせていませんでした。その後、進化の過程で脳を獲得し、体を大きくすることができるようになりました。

心臓よりも誕生が早い腸は、神経伝達物質や自律神経で脳と直接つながっており、脳からの指示を受けなくても活動が可能な組織といわれています。心臓や呼吸ですら脳のコントロールで動いているのに対し、腸は脳の指示を受けなくても活動できることから腸は「第二の脳」とも呼ばれています。

また、脳は腸と密接なつながりを持っているため、精神的な負荷の影響を受けやすい組織でもあります。緊張するとおなかが痛くなったり、食欲が落ちたりするのはこのためです。

そして、腸の不調は、脳にも悪影響を与えます。睡眠の質の低下には精神的なもの、肉体的なものなど原因がいろいろありますが、腸内環境の悪化も無関係ではないのです。

腸を整えると病気は遠ざかる

眠気を感じるためには、睡眠ホルモンであるメラトニンが必要です。このメラトニンを生成するには、セロトニンという神経伝達物質が材料として必要になります。セロトニンは精神を安定させ、前向きな気持ちにさせてくれるホルモン。このセロトニンを作る材料の一部も、実は腸で作られているのです。

腸内環境が悪化して腸の機能が低下し、セロトニンの生成量が減少すると、メラトニンも減少して不眠症の原因になる場合があります。またセロトニンが減少すると、精神安定をつかさどるホルモンのバランスが崩れて、うつ病など精神疾患を引き起こしやすくなることもわかってきています。

逆に言えば、腸を整えることができれば睡眠の質を向上させられる、ということです。

そのほかにも、腸に住む細菌には、人の体を外敵から守る機能や、内臓脂肪をコントロールする機能があることもわかってきました。腸を整えることによって、睡眠の質をよくするだけでなく、外敵から身体を守り、肥満が原因の生活習慣病からも遠ざけることもできるのです。

腸内環境に左右される体

このように、腸は単に食べ物を消化するだけでなく、免疫機能や睡眠の質など、体を健康に保つために重要な役割を持っています。逆に、生活習慣や食生活の乱れなどで腸内環境が悪化すると、それだけで健康を損なう恐れがあるのです。

腸にベストパフォーマンスを発揮してもらうには、腸内環境をよくすることが何よりも大切。体は腸内環境に影響を受けることを知って、腸を整える生活を送るように心がけましょう。

※参考サイト
http://www.jsge.or.jp/citizen/2009/kanto.html
http://online.sbcr.jp/2015/03/003999.html

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