辛くない!? 乳酸菌たっぷりの水キムチって?

2017.09.21

韓国の発酵食品として日本でもよく知られるキムチ。乳酸菌が多く含まれ、腸の働きを助けることはよくメディアなどでも取り上げられますが「辛いのは苦手…」という人もいるかと思います。そんな人にオススメなのが辛さ控えめの「水キムチ」です。

「水キムチ」︎とは米とぎ汁を使った漬物

実は「キムチ」とは、朝鮮半島で食べられている漬物の総称で、よく日本でみる白菜キムチ以外にも様々な種類があります。水キムチはお米のとぎ汁を使ってつくるのが特徴で、漬け汁ごと食べることができます。

また、乳酸菌発酵をしていますので、ほどよい酸味を感じる漬物です。辛くなくさっぱりしているので、辛いのが苦手な方でも心配いりません。

水キムチは植物性乳酸菌がたっぷり

水キムチは、植物性乳酸菌が、一般的なキムチの約2倍、さらにぬか漬けの約18倍も含まれているといわれています。

さらに、ビタミンや食物繊維も含まれ、美肌効果や免疫力アップにもつながります。韓国では、冷麺のトッピングやスープに、水キムチの漬け汁を使うことが多いようです。

水キムチの作り方

では、水キムチの作り方を紹介します。水キムチのレシピは材料によってさまざまですが、お米をといだとときのとぎ汁と、家にある材料を使って手軽に作れるのが魅力です。

<水キムチの材料>

使用する材料はいろいろありますが、白菜を使う場合は以下になります。
・一口大に切った白菜 4/1個
・薄切りしたニンジン 2/1本
・薄切りにしたしょうが 5枚
・自然の甘味をつけたい場合は、薄切りにしたりんご、または梨3/1個

<漬け汁の材料>

・米とぎの際に出た2回目のとぎ汁500ml
・塩 小1
・砂糖 小1
・酢 小1

<水キムチの作り方>

1.ボウルに白菜とにんじんを入れ、水分抜きのため、適量塩を振って軽く揉みます。20分から1時間ほ
ど置くと水分が出てきます。

2.漬け汁を作ります。鍋に米のとぎ汁、塩、砂糖を入れて中火にかけ、沸とうする直前まで温めます。その後、火を止め、ボウルに移しかえたら、人肌になるまで冷ましましょう。

3.清潔な保存容器に冷ました漬け汁を注ぎ、りんご・しょうが・酢を入れます。そこへ、1で揉んだ野菜の水気を絞り加えます。フタをして冷蔵庫で早めに食べた場合は一晩ほど寝かせ、酸味が出てきたら食べごろです。密閉容器を使って冷蔵庫に入れておけば5日ほど保存できます。

ニンニクや唐辛子でさらに漬け汁をアレンジ

水キムチに辛味やうま味を加えたい方は、潰したにんにくや種を取った赤唐辛子、昆布などをお好みで用意しましょう。昆布を用いる場合は、米のとぎ汁と一緒に鍋へ入れます。煮立ったらアクをとり、昆布も取り出します。

その後に砂糖と塩を加えて火を止め、冷ましましょう。にんにくと赤唐辛子は、漬け汁に野菜をひたすタイミングで加えてください。

作り置きに便利でさまざまな材料で作れる水キムチ

白菜だけではなく、水キムチは他にも、キュウリや大根、パプリカやセロリといったいろいろな野菜で作ることができます。サラダ感覚でそのまま食べるのもいいですが、お鍋や温かいスープなど、お料理の具材として使うのもおすすめです。

おうちで簡単に作ることのできる水キムチ、料理のレパートリーのひとつに加えてみてはいかがでしょうか。

【参考資料】
きゅうり水キムチ byコウケンテツさんの料理レシピ – レタスクラブ
乳酸菌パワーがすごい!! 米のとぎ汁で作る「水キムチ」 | 丸ごと小泉武夫 食マガジン
書籍「からだにおいしい発酵生活」(栗生隆子・著、宝島社)
韓国農協「キムチの歴史」

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