《専門家監修》原因は夏の冷えにある? 秋の胃腸疲れ対策

2017.09.08

夏の過ごし方が、秋のおなかの不調につながる?

秋になると、「おなかがスッキリとしない、おなかが冷たい、上腹部(胃のあたり)が張る」という方がクリニックに多く訪れます。

原因のひとつとして考えられるのが冷えです。実際に、おなかの不調を訴える方の多くが、夏の間に冷たいものばかり食べたり飲んだりしていたということがわかりました。おなかを触るとヒンヤリと冷たい、「ボワ~ン!」とおなかが張っているなどの傾向がみられます。

冷たい物ばかり摂りすぎると胃腸の働きが弱くなり、便秘や下痢などの原因にもなります。つまり、秋の腸ケアは、体を温めることがポイントです。食事や運動、温めグッズ、睡眠など多方面から温めケアをおこなうと腸が元気になりますよ。

では、その方法の一部をご紹介します!

1. 秋一番食事ケア

しょうが、シナモン、みそ、しょうゆ、根菜類などの体を温める食材を積極的に摂りましょう。野菜は根菜類を煮込んで食べるのがおすすめです。夜遅い時間に食事を摂る場合は「食べるスープ」が◎。

原因は夏の冷えにある? 秋の胃腸疲れ対策

2.秋一番腸ストレッチケア

「食事を減らすのはNG? ポッコリおなかを解消する方法」でもご紹介した「基本の腸マッサージ」で腸を刺激します。仰向けに寝て足を肩幅に開くほか、イスに座っておこなってもOKです。

まずは、右手でおへそのまわりに円を描きます(計5回)。このとき、左手は右手にそっと添えるくらいのイメージで。次に、右肋骨の下あたり、左の肋骨の下をそれぞれ上から下へ3回ずつなでおろします。右の腰骨あたりに手を添えたら、下がっている腸を正しい位置に戻すイメージで強めになであげます。右、真ん中、左の順に3回ずつおこないましょう。

歩くときは、大きい筋肉を使う「速足大股ウォーキング」で全身の筋肉をまんべんなく使うのがポイントです。日常生活では、降車駅の一つ前で電車を降りて歩く、階段を使うなどの「ちょこまか筋肉使い」を取り入れるといいですよ。

3.秋一番温めケア

体にある“温めポイント”を狙って温めると効果的です。腹巻きや温熱シート、湯たんぽ、お灸などを使って、おへそを中心に温めましょう。湯船にゆっくりとつかるのもおすすめです。

原因は夏の冷えにある? 秋の胃腸疲れ対策

4.秋一番睡眠ケア

睡眠の質を上げることがポイントです。夕食は寝る3時間前には済ませる、夕食が遅くなる日は腹4分目で済ませるのがいいでしょう。夜更かしは体を冷やす原因になるので、深夜0時前には就寝してください。

体の外側と内側から温めて、腸内環境を整えましょう。まずは取り入れやすいケアから試してみてくださいね。

この記事を監修してくれた方

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齊藤 早苗

コロンハイドロセラピスト・インナー美人アドバイザー
看護師として大学病院などに勤務。2000年、米国で腸内洗浄の研修を受け、8000人以上のガンコな便秘やポッコリおなかに悩む女性に、腸内洗浄(コロンハイドロセラピー)を行う。現在、対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座(http://www.腸内洗浄クリニック.com)にて現職。また、腸の健康推進や腸もみマッサージ指導などの啓発活動として、セミナーや講演、TVや各種雑誌の取材などにも応じる。日経ヘルスで連載した「おなかのきもち」は大好評にて8年間の長期連載記録を樹立。「美女になる腸トレ」(小学館)・「美腸やせ」(主婦と生活社)など著書多数。早稲田大学卒。国際コロンハイドロセラピー協会会員。日本抗加齢学会会員。
齊藤早苗公式サイトhttp://www.saito-sanae.com/

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