腸内バランスのカギは腸内フローラ。腸にダメージを与えるNG習慣

2016.10.14

腸内フローラのポイントは、有用菌を優勢な状態にすること

腸内フローラは有用菌、有害菌、日和見菌と大きく3つの腸内細菌にわけられます。そしてその割合は、有用菌2割、有害菌1割、日和見菌7割が理想的なバランスとされています。腸内フローラの状態が、有用菌優勢であれば、有害菌の活動をおさえ、体にうれしい効果を多く受けることができます。

逆に、有用菌が優勢でなくなってしまうと、有害菌の活動が活発化します。そして、日和見菌までもが有害菌の味方になってしまい、さまざまな不調を引き起こしてしまうのです。

腸内バランスを整えるために! 控えたいNG習慣4つ

腸内環境を改善しようと、菌活に励んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか? しかし、食事に気を配ったり、サプリメントを利用したりして、一生懸命に有用菌を増やすための努力をしていても、有用菌を減らしてしまう行動をとっていては、せっかくの菌活が無駄になりかねません。みなさんもこんなNG習慣に心当たりはありませんか?

腸内バランスを崩すNG習慣1「たばこ」

喫煙は、肺や気管支などの呼吸器に害を与えるだけでなく、体の調子を整えている自律神経にも影響を与えます。この自律神経が乱れると、腸を過敏にさせ刺激してしまうケースも……。人によっては下痢をすることもあり、そうなってしまうと、腸内環境も乱れてしまうのです。たばこは百害あって一利なし。喫煙習慣のあるあなたは、要注意です。

腸内バランスを崩すNG習慣2「ストレス」

ストレスと腸は密接に関係しています。ストレスを受けると、自律神経の働きが乱れ、下痢や便秘を引き起こし、腸内フローラへ悪影響を与えます。下痢により腸内環境が悪くなり、便秘は有害菌を増やして毒素を産生させます。できるだけストレスのない生活を心がけましょう。

腸内バランスを崩すNG習慣3「運動不足」

腸は、物理的刺激を与えないと動きがにぶくなり、便秘になりやすくなってしまいます。そうなってしまうと、老廃物や毒素が腸内に溜り、腸内は有害菌だらけに……。腸の健康のためにも、適度な運動をして排便を促しましょう。

腸内バランスを崩すNG習慣4「食生活の乱れ」

脂っぽい食事、肉ばかりの食事は有害菌を増やします。有用菌を増やすためにも、有用菌が好む発酵食品(ヨーグルト、キムチ、納豆など)や食物繊維の多い食品(ゴボウ、レンコンなど)を積極的に摂るようにしましょう。これらの食べものは、腸内で有用菌に利用され、乳酸や酢酸などの「酸」が作られます。そうすると腸が酸性になり、有用菌の住みやすい環境にしてくれるのです。

腸内バランスを崩す、その他の因子

腸内細菌の数は、年齢とともに減少するといわれています。また病気やケガの治療のための抗生物質の服薬、放射線治療などによっても減少していきます。年をとることは仕方ないことですし、病気の治療上、薬の使用は不可欠ですよね。

しかし、これらのダメージで腸内細菌が全滅するわけではありません。有用菌を増やすため整腸剤などを利用する方法もありますし、普段から菌活に励んでダメージに強い腸内環境を整備していきましょう。処方薬を飲んでいる間に、整腸剤などを使用する場合は、かかりつけのお医者様の指示に従ってください。

ついつい、やってしまいがちなNG習慣。みなさんにも心当たりのあることがあったのではないでしょうか?菌活に励むのも大切ですが、まずはNG習慣を見直して、効率よく菌活に励んでくださいね。

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