除菌グッズ使いすぎは腸に悪い? 腸内の調子を悪くする習慣・5つ

2016.10.04

腸内フローラってなに?

消化や便秘解消のためだけでなく、免疫機能、内臓脂肪のコントロール、精神の安定にまで大きく関わっている腸内環境。小腸、大腸を含めた腸内には数百種類、100兆個以上の細菌が種類ごとにグループを作って住んでいます。その様子はまるで群生する花畑のように見えることから、腸内細菌のことは腸内フローラとも呼ばれるようになりました。

腸内フローラを脅かす悪習慣

腸内フローラを構成する腸内細菌には、体に良い働きをする有用菌、体に悪い影響を与える有害菌、普段はおとなしいけれど免疫力が下がると悪さをする日和見菌の3種類があります。腸内フローラのバランスとしては、有用菌2、有害菌1、日和見菌7の割合が良いと言われています。また、食生活や年齢、によって変動がありますし、もちろん個人差もあります。

今回は、腸内フローラの大敵、腸内の調子を悪くする悪習慣をご紹介するので、あなたの生活習慣が腸内フローラに悪影響を及ぼしていないかチェックしてみましょう。

1.ノンカロリーの飲食物を摂っている

ノンカロリーの飲食物に多く含まれている人工甘味料は、腸内細菌のバランスを崩すことがわかっています。普段の腸内は、有用菌と有害菌がバランスを保って、腸の機能を維持しているのですが、ダイエットのためにノンカロリーのものを多く摂ると、腸内細菌のバランスが崩れてしまうのです。

2.コンビニ食品や外食が多い

忙しい人の強い味方である、コンビニ食品や外食。コンビニの食品や外食にはタンパク質、脂肪分が多めで食物繊維は少ない傾向があります。腸内に住む有害菌は、タンパク質や脂質が大好き。
外食が多い、肉や脂質を多く摂る食生活を送っていると、どうしても腸内は有害菌が優勢になってしまうのです。

3.野菜、果物をあまり食べない

忙しい現代人は、炭水化物やタンパク質を多く摂る食生活になりがちですが、有用菌は野菜や果物の食物繊維をエサに増えていきます。ですので、野菜や果物をあまり摂らない食生活を続けていると、腸内の有用菌はエサ不足で減少し、相対的に、有害菌が増えて腸内フローラのバランスが崩れてしまうのです。

4.ストレスを感じている

ストレスも、腸内フローラのバランスを崩す原因です。腸と脳は自律神経系でつながっており、脳がストレスを感じると、腸もストレスを感じて動きが鈍ります。ストレスを抱えるとお腹の調子が悪くなったり、吐き気や食欲不振を感じたりするのは、このためです。また、腸内環境が悪化すると、精神を安定させるホルモン、セロトニンの量も減ってますますネガティブに……。その結果ストレスを強く感じ、悪循環に陥ってしまうことも少なくないのです。

5.除菌グッズを使っている

最近はさまざまな除菌グッズが販売されていて、公共の場に除菌用のアルコールや抗菌スプレーなどが置かれていることも増えてきました。しかし、こうしたグッズを愛用して身の回りの菌をきれいにしていると、体内に入る菌の数や量も減って、腸内フローラの細菌の種類が貧相になる可能性も否めません。人はいろんな菌に触れることで免疫を得るため、除菌グッズを使って菌を排除することで、逆に菌の侵入に対し無防備になってしまうのです。

生活習慣の見直しが大切

腸の健康は、体の健康に直結していますが、腸内から有害菌だけを排除するということはできません。有用菌をできるだけ増やすためには、生活習慣の見直しが大切です。有用菌を増やす生活スタイルを取り入れて、おなかの中から健康になりましょう。

※参考文献、参考サイト
http://www.yomeishu.co.jp/genkigenki/feature/140428/
http://news.mynavi.jp/news/2015/10/23/439/

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